キビタキの日-六義園
先日、六義園のセンサス調査を行いました。K藤さんとK久保さんが同行。入園すると、いきなり聞こえてきたのはキビタキのさえずりでした。ところが、いくら姿を探しても見えません。キビタキとしては、木の上のほうにいます。葉の良く茂ったクスノキやスダジイに中にいるのですから、見つけるに苦労をします。それでも、がんばってきれいな雄のキビタキの姿を見つけ出し、一同大満足でした。
その後、雄5羽と雌1羽を確認、別の方が別のところでもう雄1羽を見ていましたので、ここまで7羽のキビタキがいたことになります。さらに、午後に黒い部分が灰色に見えるタイプが出現して、この日の六義園には少なくとも8羽のキビタキがいたことなります。
過去の最多数は1989年10月22日の5羽です。これは、秋の渡りでした。春の渡りでは、1986年5月11日の3羽が最多数ですから、いずれにしても新記録となります。
最初に出会ったキビタキのさえずりです。姿も声もきれいな雄でした。PCM-D50で録音、ボリュームの調整、低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
「NarcissusFlycatcher130502.mp3」をダウンロード
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