今年も粟島
昨日まで、新潟県粟島に行っていました。行きの船は猛烈な揺れ、この手の船では最悪でした。船倉は阿鼻叫喚の様相でしたので、デッキで柱にしがみついて鳥を探しました。おかげで、強風の中をゆうゆうと飛んでいくオオグンカンドリが4羽を発見。これからのバードウォッチングを予兆させる出会いでありました。
粟島は、マヒワの群れに覆われていました。秋に田んぼを歩くと、バッタが次々に飛び立つことがあります。その感じで、マヒワが群れで飛び立っていきます。はじめは、飛び立たせては可愛そうと避けていたのですが、それでは歩くところがなくなってしまうほどです。

この群れにアトリのきれいな夏羽も交じっているのですから、うれしい限りです。つぎに多いのは、アオジ。群を作らないだけに、あちこちで顔を出します。オオルリ、キビタキ、コサメビタキなどの夏鳥も多かったですね。冬鳥と夏鳥が交差している粟島の初夏です。
ただ、今年は寒かったですね。防寒の装備をもういちランク上げるべきでした。それに、風も強く録音的には厳しい条件です。その分、鳥が多いのですから、あきらめはつきます。また、風の強い岬方面はあきらめて、もっぱら山が風をさえぎってくれる畑方面を歩きました。それでも3日間で60種を超えました。
なかには日本では記録の少ない鳥たち、たとえばシロハラホオジロ、カラアカハラ、マミジロタヒバリ、ツメナガセキレイ、アカガシラサギ、ムギマキ、オジロビタキ、亜種ではハチジョウツグミ、アカハラツバメなどなど。面白かったのは、一昨年と同じ所で同じようにシマゴマがさえずっていたことでしょう。そして、まるで釣り番組の流れのように最後に大物が登場してくれました。詳しくは次回に・・・
ところで、バードウォッチャーにとっては、とても忙しい粟島ですが、島はとてものどかでした。
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