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2013年6月10日 (月)

トラフズクの幼鳥-山形

 山形県にトラフズクの雛が巣立ったというので、見に行ってきました。さらに、念願のイワヒバリの声を録るために蔵王へ。日本野鳥の会やまがたのY川さんに情報をいただき、ご案内をお願いいたしました。
 去年、トラフズクの声を録音に行ったらすでに雛は巣立ち、親鳥の声を録ることができませんでした。幼鳥は、一晩中よく鳴いてくれてたっぷりと録音ができました。去年の記事です。声も聞けます。
  http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2012/06/post-6590.html
 ところがこの時、幼鳥の姿をろくに見ていないことに気がつきました。見ることで影響を与えてはまずいと思い、双眼鏡を向けなかったのです。ところが、写真を見ると真っ白な体に目の周りだけが黒く、まるでパンク風の化粧のような模様をしているのを知りました。これは、見てみたいと思い再訪です。
 Y川さんにいただいた情報で、くだんの神社に行くと、幼鳥はおろか親鳥も姿が見えません。巣は見えるので、そのまわりを探しましたが見つかりません。神社のまわりをぐるぐる回って、やっと1ヶ所枝越しにある灰色の塊を発見。反対側にまわると、さらに遠くなりますが、2羽の幼鳥がいることがわかりました。近くには茶色の塊もあって親鳥もいます。高いスギの木のなかで、じっとしています。
 面白いのは、日が沈むと同時に翼を延ばしたり首をまわしたりして動き始めました。そして、さらに暗くなると鳴いてくれました。結局、ここの幼鳥は遠いのと葉陰にいることで、じっくりと見ることができませんでした。おかげで、首が痛くなりました。
 翌日は、Y川さんの案内で別の神社へ。今年、成鳥の声を録音したところです。ここでも雛が巣立ったとのこと。しばらく探すとすぐに発見。昨夜の苦労が、ウソのようです。やはりスギの梢の中にじっとしてます。こちらは幼鳥が1羽、離れたところに成鳥も1羽います。いずれも、私たちには無関心で警戒している様子はありません。
 幼鳥は、巣から出てかなり経っているので、すでに体の色が白から灰色になり顔全体が黒ぽくなっていました。目の周りだけが黒いのは、巣立ってすぐの時だけのようです。また、虹彩の色は親鳥ほどではありませんが、オレンジ色になっています。羽角は、白いながらしっかりと伸びて、もうトラフズクの顔になっていました。
 去年6月15日の時の幼鳥が、もっと白かったのは巣立ちが軒並み遅れたためだそうです。今年は、順当な巣立ちだそうです。この調子で、また来年楽しませてくれると良いですね。
 続きのイワヒバリは、明日へ。

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