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2013年6月20日 (木)

一眼レフカメラのような録音機-ZOOM H6

 メモリー録音機は、去年あたりで各社とも出そろい一段落した感じです。それでも、今年になって散発的に新製品が発表されています。ただ、いずれも既存機種のマイナーチェンジで心躍るような新機種は久しくありませんでした。
 ところが毎度、デザインと機能、低価格で、魅力的な録音機を発表しているZOOMから、おどろきの新製品が発表されました。H6です。なんと、マイクが一眼レフカメラのように交換できる録音機なのです。付属しているのは2本で、マイクが向き合ったXYマイクとセンターの音を拾う単一指向性のMid マイクと左右の音を拾う双指向性のSide マイクを組み合わせたMSカプセル。さらに、オプションでガンマイクなどがあります。

Zoomh6

 野鳥録音の使用に耐えられるかは、実際にフィールドで使って見ないとわかりませんが、野鳥との距離や環境のノイズによってマイクを替えて録音することができるわけです。たとえば、とりあえず鳥が鳴いていたらXYマイク、野鳥コーラスの雰囲気を捕らえるためにはMSカプセル、遠くで鳴いている鳥はガンマイクと使い分ける楽しみがあります。
 このほかの、外部入力が4系統、カラーの大型ディスプレイと、今までの録音機にない機能もいくつかあります。
 野鳥録音で気になる電池の持ちは、仕様ではアルカリ単三4本で20時間、一晩は大丈夫です。ただ、タイマー録音の機能はないようで長時間録音で補うことになります。
 なお、メーカー希望小売価格は税込み46,200円、実売価格は、39,800円と4万円を切っています。現行機種のSONY PCM-D50、OLYMPUS LS-100などと同じクラス、中級機の位置づけとなります。発売は、2013年6月末~7月初旬の予定、今のところ実機を販売しているところはなく予約受付中の状態、しばらくは目を離せません。
 メーカーのURLです。
 http://zoom.co.jp/products/h6/

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 国内ので情報は今のところありませんが、アメリカのB&Hのサイトでは、ガンマイク( SGH-6)の価格は129.99ドルとなっています。

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