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2013年7月17日 (水)

尾の長さが違うツバメ

 先日、ツバメの巣を見ていたら巣の中にいるツバメの尾の長さが違うことに気がつきました。
Barnswallow130713
 尾の左が短いのです。左もやや短いので、雌のツバメだと思います。このあと飛んだところを見るかぎり成鳥で、幼鳥のために尾が短いのではないことがわかりました。放射能によりツバメの尾に異常が出ることはチェルノブイリの原発事故で報告されており気にはしていたのですが、実際に見るとかなりショックでした。
 この件を日本野鳥の会の担当者のY本さんに報告かたがた、いろいろうかがいました。Y本さんによると、ツバメが争い等で尾羽が抜け、その後生えたりして尾羽が不均一になることがあり放射能のとの因果関係を明確にできないで苦慮しているとのことでした。確かに、このツバメを捕獲して体内の線量を計ることは不可能ですし、なかなか難しいだろうと思いました。
 ただ、この巣のある地域では線量の高いホットスポットがあります。私の簡易な線量計ですが、9μSv/hというびっくりするような数字がでたことがあります。
 いずれにしても、多くの観察記録が必要で、少なくとも線量の多い地域で異常が多いということがわかれば、因果関係についても言及できるようになると思います。
 なお、日本野鳥の会ではツバメをはじめ異常のある野鳥の記録を集めていますので、発見されたら下記URLで情報をお寄せいただければ幸いです。
      http://www.wbsj.org/activity/conservation/research-study/radioactivity/situation_tsubame201305/
 
 実は、地名の公表をするかどうか悩み、伏せることにいたしました。ツバメの巣に放射能があるということで、落とされては困るからです。実際に、日本野鳥の会には落とされた報告や相談があるそうで、これもツバメにとっての2次被害となっています。

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