第10回デジスコ写真展
昨日は、NHKラジオの『夏休み子供科学電話相談』の出演日でした。朝7時30分に着くとちょうど朝のお天気お姉さんの渡辺蘭さんとすれ違い、ラッキーでした。番組が終わってから控え室にいると物まねタレントのMさんが通り、なぜか私の顔を見て頭を下げていきました。誰かと間違えたようです。
本番は、良い質問と元気な子どもたちに恵まれて、私としては順調に答えられたと思いました。
NHKの後、新宿のエルタワービルで開催されているデジスコ写真展へ行きました。デジスコらしい野鳥写真の数々、野鳥の美しさを捕らえる技術に一段と磨きがかかった感じの写真展でした。
私が日本野鳥の会の職員だった1990年頃、デジスコの”デ”の字もありませんでした。それが、革命的な野鳥写真の撮り方は、あっという間に野鳥業界を席巻しました。当時、現在の携帯電話の普及同様、誰がデジスコの普及を予想したでしょうか。
そして、現状では野鳥写真を撮る方たちは、デジ一眼派とデジスコ派と別れ、デジスコは根強いファンが支え安定していると捕らえていますがいかがでしょう。
私の周辺では、写真から入ってきた野鳥も好きだかカメラが好きというタイプの人はデジ一眼で撮っています。また、バードウォッチャーで見たいし写真も撮りたいという方は、望遠鏡で観察することもできて、とくにかく大きく撮れるということでデジスコで撮るというように棲み分けている傾向があると思います。これは、あくまでも傾向で例外があるのは承知の上での分析です。
珍鳥ポイントに行って数10人のカメラマンが並ぶと、数年前はデジスコが多かったのですが、このところデジ一眼が多くなってきました。傾向としては写真から入ってきた人が野鳥写真を撮っているのが多くなっているのではと想像しています。
根付いたデジスコはデジスコで、今後とも機材の改良ととともに発展していくと思います。ただ、今後どのように展開していくのでしょうか。今から30年前には、デジスコの出現を予想できなかったように、これからも新しいアイテムの普及はいくらでもあるわけです。野鳥好きがいる限り、期待しています。いずれにしても野鳥をより楽しめ、野鳥に迷惑をかけない楽しみ方が出てくると良いですね。
なお、デジスコ写真展は下記URLを参考にしてください。
http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2013/08_bis.htm#05
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まつ様 電話相談室お疲れ様でした。今日が最終日ですね。たまに「おお」と聞き耳を立てる話題があり、最後まで聞いてしまいます。
渡辺蘭さんにお会いできたのですね。羨ましいです。NHKのお天気お姉さんは地味なように見えて皆さん美人で、服装も清楚なのにセクシーです。
まつ様も同意見でしょ?
鳥や花を見て健やかな生活を送っている証拠ですよね。
投稿: つな | 2013年8月30日 (金) 07時59分
つな様
きれいなものはきれいという感性を失ってはいけません。
去年は、NHKの食堂で私の後ろに並んでいらっしゃいました。ちょっとドキドキしましたね。
投稿: まつ | 2013年8月30日 (金) 13時45分