六義園異変・その2-ヒメクロイラガ大発生
このところ六義園へ行くと、順路の上に一面、毛虫の糞が落ちているのに気がつきました。大量に発生しているのでアメリカシロヒトリだと思っていましたが、どうもサクラの木の下以外にも多く落ちています。昨日、見ていたら糞ばかりでなく主も落ちて来ました。
大きさは2.5cmくらい、黄色いきれいな毛虫です。黒いとげがアクセントになって、とてもキュートな毛虫です。調べて見たら、ヒメクロイラガの幼虫でした。専門外なので、間違っていたらごめんなさい。フォローよろしくお願いいたします。
イラガの仲間ですから、このトゲには毒があり刺さると腫れるとのこと。見上げると、イヌシデの葉が丸坊主になっています。乗っているイヌシデの葉をかみ切ったドジな毛虫がときどき落ちて来るようです。
園内、あちこちに糞が大量に散っているところがあり、イヌシデなどの広葉樹が被害にあっています。食草は幅広く、六義園にある樹木ではケヤキ、サクラなどが被害に合いそうです。
今まで、六義園ではこの幼虫はもとより、茶色の成虫に気がついたことはありませんでした。なぜ、今年に限って大発生したのか原因は不明ですが、樹木が枯れていくのは見るに忍びません。
心配なのはモミジも食べそうなことです。もし、モミジの葉がなくなってしまったら今年の秋の六義園は寂しくなります。
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この手のコは、触ったら大変ですよ。蜂に刺されたくらいの痛みが走ります。
「かぶれる」という概念ではありません。
我が家の柿は何年前に、このコの親戚のヒロヘリアオイラガに丸坊主にされました。駆除を頼んだ植木屋さんもビビッてました。
不思議なのは、人間が触れたら一大事なのに、シジュウカラは平気で咥えてペシペシして、喰ってました。
鳥の口の構造ってどうなっているのか・・・
しかし、大発生すると鳥のチカラではどうにもならないので、クスリを使って駆除するしかないのかも。。。公園て、それが出来ないのかな?
投稿: yota | 2013年8月 6日 (火) 17時08分
yota様
アドバイス、ありがとうございます。
あちこちのイラガの仲間が、大量に発生しているようです。暑さのせいなのでしょうか。それにしても、試しに刺されてみないでよかったです。
投稿: まつ | 2013年8月 6日 (火) 20時55分