デジスコ通信に投稿-淘汰されるか探鳥会
今日は、足立自然にふれあう会の谷津干潟探鳥会に行くつもりでした。ところが朝、起きたら雨。予報も雨なので出かけるのを断念いたしました。しかし、谷津干潟自然観察センターのライブカメラを見ていたら、本降りになるはずの昼前から雨は上がったようです。ちょうど、潮も引きシギやチドリの観察には良かったのではないでしょうか。このような日に参加した熱心な方たちだけのご褒美があったのではないかと思います。
この会の探鳥会は、のんびりと自然を楽しむ雰囲気があります。昆虫や植物に詳しい人もいて、皆で教えあって進行していきます。そのため、私も居心地が良くて、都合がつくかぎりお邪魔しています。いずれにしても、会長始めリーダーの方々が、同じ趣味の仲間と過ごすことが楽しくて仕方がないという喜びが伝わってくる会です。
しかし、ときに探鳥会で不愉快な思いをしたという方がいます。
前回の”デジスコ通信に投稿”の記事には、今までなく多数のコメントを頂戴いたしました。そのなかで「探鳥会で叱られて、もうその探鳥会には出る気がしない」というコメントをいただきました。残念なことに、このように探鳥会で嫌な思いをしたという方には何人も会っています。ひとえにリーダーの指導のまずさにあるのですが、一概に解決作のない問題です。ということで、デジスコ通信に投稿いたしました。
下記のURLで読むことができます。自戒を含めての拙文、ご高覧いただければ幸いです。
http://www.digisco.com/mm/dt_73/toku1.htm
ちなみに私が嫌な探鳥会は、リーダーが教える喜びに浸っていたり知識をひけらかしているような会ですね。これも自戒を含めて申し上げます。
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まつ様 昨日は家を出る前から雨が降りだしたので、家にいたほうが幸せかな?と思わせる状況でした。
私も何人かと連れ立って行く約束をしていなければやめていたかもしれません。
そんな天気の中15人も集まるのですから「あだち自然にふれあう会」は普通の観察会ではありませんね。
会長がカッコウ赤色型の質問を用意してお待ちしておりました。昼食後会長を囲んで皆で意見を出し合い合いましたが、まつ様がいらっしゃらないと全然盛り上がりません。
またよろしくお願いいたします。
投稿: つな | 2013年8月26日 (月) 07時55分
つな様
他の谷津干潟での観察会は雨で中止になっていましたので、15人とは凄いですね。それだけ楽しみにしている方が多いということでしょう。
カッコウ類の赤色型は、雌ということになっています。ただし、雌のどのくらいの割合なのか、またなぜ赤色型がいるのかの明快な説明に出会ったことはありません。
と、なかなか知識をひけらかすことのできない質問をいるもありがとうございます。
投稿: まつ | 2013年8月26日 (月) 14時35分
>ちなみに私が嫌な探鳥会は、リーダーが教える喜びに浸っていたり知識をひけらかしているような会ですね。これも自戒を含めて申し上げます。
深い解説と、知識のひけらかしは紙一重。自戒とおっしゃっているのはそのことを意識できているためですね。
ではその一重の紙はどこにあるかというと、参加者のニーズやTPOだと思っています。
つまり、質問されたことや、今観察している対象の解説に関する内容なら知識の総動員披露も○の範囲、しかし、
それに無関係なことだったり、そこから内容が離れていくほど、それは「知識のひけらかし」に近くなるので×。
自戒の必要な案内人のひとりとしては^^?そう意識しております。
(だから、ときどきいる何も質問の出ない寡黙な参加者には困ってしまうのです^^)
投稿: ひろ | 2013年8月27日 (火) 11時50分
ひろ様
観察会がリーダーの自己顕示の場になっているのはまずいと思います。ときおり、あります。初心者の方にとっては、鳥よりリーダーの個性のほうが記憶に残ってしまう結果になると思います。
質問がないのも困りますね。逆に、とりとめのなく質問が続く方もいます。これは、疑問があるというよりリーダーとコミュニケーションをとることを喜びとしていう方で、ちょっと寂しい家庭にいるのでは心配になります。などなど・・・
投稿: まつ | 2013年8月27日 (火) 12時53分
自己顕示だけみたいな人、確かにときおりいました。見るからにまずいなと思うリーダーの会に出会ったおかげで、自分の案内スタイルがそうならないように自戒できているわけで、淘汰される会には反面教師的な役割があるのですね。
寂しい家庭の心配までしたくないですが^^、とりとめもないお喋りの人もたまにいますね^^。
投稿: ひろ | 2013年8月27日 (火) 18時11分
カッコウのメスの赤色型は海外ではフィールドガイドにも載っていて,確かにあるようですが,日本国内では記録がないように記憶しています.海外と日本国内とでは赤色型の頻度に差があるのではないかと思います.渡り途中のツツドリやホトトギスの赤色型は見たことがあるので,日本国内または近隣諸国ではそれなりに赤色型がいると思うのですが,どうしてそうなるのか,分かりません.
投稿: 渡部 | 2013年8月27日 (火) 22時38分
渡部様
フォローありがとうございます。
コノハズクは、雌雄は関係ないそうですし、赤色型の意味は謎ですね。
投稿: まつ | 2013年8月29日 (木) 09時50分