夏の花を楽しむ-きすげ平
しばらく日光に行っておりました。午前中は山歩き、午後は昼寝と読書の日々を送っていました。
日光といえども昼間は暑く、涼しいところを探さなくてはなりません。まずは、霧降滝から隠れ三滝、マックラ滝コース。ここは、渓流沿いの道ですから涼しさ満点です。道が流れに近づいたり離れたりすると、温度が変化するのがわかります。エゾゼミの声を聞きながらの山歩きでした。
きすげ平は、日陰が少ないので暑いかと思ったのですが、風がさわやかでとても涼しい高原の雰囲気満点でした。このところ、1ヶ月に1回は行っています。そのたびに、咲いている花が大きく変化していくのを楽めます。ニッコウキスゲの時は一面の黄系、キボシの季節はさまざまな青系、そして今回は盛夏の花となり色とりどりとなっていました。ワレモコウの赤、ツリガネニンジンとリンドウの青、ヤマハハコとヨツバヒヨドリの白、オミナエシの黄、アザミの紫などです。
花が多いだけにチョウも多く、アゲハチョウはもとより、何種類かのヒョウモンやセセリが見られました。写真は、ウラギンヒョウモンの裏です。
整備される前、リフトの乗り換え駅付近にオヤマボクチの群落がありました。なかなか元の場所を特定できませんでしたが、そのまま残っているのを発見しました。以前は、休憩所の建物の陰にあったのですが、建物がなくなった関係で草原をバックに写真を撮ることができるロケーションとなりました。
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