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2013年10月

2013年10月29日 (火)

じんさんの訃報-藤村仁さん

 今日、届いた山階鳥類研究所Newsに、藤村仁さんの訃報が載っていました。また青春時代、いっしょにバードウォッチングを競いあった仲間が亡くなってしまいました。
 仁は”ひとし”と読むのですが、目上の者は「じん」、同輩や後輩たちは「じんさん」と呼び、親しまれていました。私は「じんさん」と呼ぶつきあいをさせていただきました。
 高校時代、日本野鳥の会の東京支部の新浜探鳥会あたりで会ったのが最初だと思います。その後の学生時代、バードウォッチングのライバルとして競い合う仲間となります。彼は、ペタックスSP+タクマーの500mmで野鳥写真を撮っていました。高野伸二さんと同じシステムで、当時のバードウォッチャーあこがれの組み合わせです。私は、これを持っていた仁さんがうらやましくて、しかたありませんでした。また、よく珍鳥を見つけては、これもうらやましがらせてくれました。私は、識別と珍鳥では彼に勝てないと思い、自然保護運動に関わって行ったようなものです。
 その後、仁さんが山階鳥類研究所、3年前に亡くなった柚木修さんが日本野鳥の会、私が日本鳥類保護連盟に就職し、仕事上でもライバルとなります。私にとって、当時のライバルが2人とも逝ってしまったことになります。
 仁さんには、1999年から行われたカラスのシンポジウムを中心とするカラス問題では、ずいぶんお世話になりました。私がしきった最初の東京都のカラス調査では、ねぐらいりの調査方法を教えてもらいました。おかげで馴れない調査のしきりを無事にこなすことができ、私がその後、カラスにのめり込む道筋を作ってくれたことになります。
 2001年、名古屋のテレビ局のハシブトガラスにPHSを付けて移動を追うという取材に協力しました。仁さんには、2羽のハシブトガラスにPHSを付けてもらいました。彼は、少しでも鳥への負担を減らすためにパーツをそぎ落とし、かつ防水加工してくれました。面白かったのは、仁さんにPHSを渡した後、ディレクターが試しに追跡したのです。翌日、ディレクターから「昨夜、藤村さんは東中野の駅前にいて、ずっと飲んでいたみたいです」と、報告を受けました。じつは、仁さんの家は駅前、この日はまっすぐに家に帰っていたのです。たぶん、家では飲んでいたと思いますが「まっすぐに家に帰ってよかったね」と仁さんには言ったものです。これが、彼との最後の仕事となりました。
 彼が倒れたのは、10年以上前だと思います。その間、ときどき「仁さんどうしたかな」と思い出してはいたものの何もできず、内心忸怩たる思いがあります。先日のあしだちの探鳥会でお会いしたK野さんから彼が亡くなったと聞いたのものの信じることができず、翌日行った行徳野鳥観察舎の蓮尾純子さんに確認をしたほどです。
 蓮尾さんによると亡くなったのは7月3日のこと、ご遺族からご連絡があったのは9月下旬とのことでした。そのため、私の人生に影響を与えてくれた仁さんのことを書きたいと思っていたのですが、ご遺族の意向をくみとり記事は控えておりました。本日、山階鳥研NEWSに公表されたことで、やっと思いのたけを起稿することができました。

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 右が仁さん、左が私です。たぶん20代後半、1970年代の写真、撮影者は不明。山階芳麿先生の受賞のパーティではと思います。スーツを着ていていてもカタギに見えない2人です。
 藤村仁さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2013年10月28日 (月)

ジョウビタキ様ご到着-六義園

 今日、六義園でいっしょに歩いていたK藤さんが、雄のジョウビタキを見つけました。今年初めての冬鳥らしい冬鳥との出会いです。
 秋の日の中、「東京に着いたぜ。ヒッ!」という感じで、ミズキの実をついばむジョウビタキです。

Daurianredstart131028_2

 跡を付けると、2羽の雄がいっしょに移動していきました。六義園のジョウビタキは雌が多く、雄との出会いはあまりありません。その出会いの少ない雄が2羽いっしょに見るのは初めてのことです。日光の住宅地や河原では雄が多く、連続して2羽の雄に出会うこともありますが、六義園では珍しい記録となります。
 この調子で冬鳥がやって来てくれれば、今年の冬はいろいろな出会いが楽しめそうです。

2013年10月27日 (日)

デジスコ通信に投稿-やさしさの難しさ

 先週来、風邪に悩まされています。天気が悪いことを幸いに養生しておりました。しかし、今日のように秋晴れともなると、遠出ができないのがストレスとなります。
 本日のネタは、デジスコドッドコムのメールマガジン、デジスコ通信への投稿のお知らせです。専門用語を使わないでやさしく解説するのは、とてもたいへんです。でも、大切なことだと思っています。私の仕事の何割かは、このために労力を費やしていると思うこともあります。下記のURLでご覧いただけます。
http://www.digisco.com/mm/dt_74/toku1.htm

2013年10月25日 (金)

秋なのに・・・

昨日、六義園を久しぶりに歩いていたらベンチの横に青い針金ハンガーが落ちていました。

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 わざわざ、人がハンガーを六義園の中に持ってくるわけはないし、台風はまだ来ていませんので、風で飛んできたとも思えません。これは、ハシブトガラスが運んできたと推測しています。
 なぜか、この季節にハシブトガラスの巣作りの兆候が見られるのです。拙ブログを読み返してみると、一昨年(2011年)10月27日にも同じような記事を書いています。また、2009年10月3日には、2羽のハシブトガラスが巣材を外装が整うくらい積み上げているの観察、撮影してます。
 秋になると、ハシブトガラスがなわばりを守る意識が強くなるのを感じます。私に対しての威嚇が強くなったり、ハシブトガラス同士のケンカを見るのもこの季節です。また、喉袋を膨らませての貯食行動もよく見られるので、冬にむけての貯食場所の確保のためのなわばり保護かと思っています。なわばりを守る意欲が強まるという一連の流れから、つい巣材を運んでしまうのでしょうか。
 また、シジュウカラ、ヒガラ、ホオジロなどのさえずりが、聞かれるのもこの季節です。ときならぬさえずりに、春と錯覚してしまうこともあります。秋に起きる鳥たちの繁殖衝動、どんな意味があるのか興味のある課題です。

2013年10月22日 (火)

バードカービング・コンクール2013開催

 今日から日本バードカービング協会の年に一度の大イベントのコンクールが始まりました。去年から上野の東京都美術館での開催となり、交通は便利になりました。私は、審査を仰せつかっています。担当は、中級、上級、マスターという部門の他、東京都知事賞、文部科学大臣賞、環境大臣賞も選定するとのこと。審査は、内山春雄会長、秋山孝多摩美術大学教授とともに、午前10時からはじめ、昼食を挟んで午後2時までみっちりと行いました。加えて1週間前から風邪気味で、先週末は福島出張と無理をしたため週末からの体調は最悪。おかげで、とても疲れました。
 審査を始めた頃は、来訪者も少なく審査がしやすかったのですが、だんだん混んできて来訪者の方をかき分けて審査をする毎度のパターンとなりました。この中には出品者の方々がいて私たち審査員が話し合っている会話に耳を傾けているかと思うと、下手なことは言えません。といって、皆に賞をあげるわけも行かず、とても神経を使う審査となります。
 面白かったのは、中級あたりは審査員3名の意見がほぼ一致、投票をするまでもなく、決められます。しかし、上級やマスターとなると甲乙付けがたく、審査員それぞれが意見を求めてきます。私は、カービングの技術を内山会長、芸術性を秋山教授にたずね、お二方は鳥に間違いが無いか私に聞いてきます。結果、皆で悪いところを探すという意地悪な目が必要になります。あとで、一通り審査結果を見て回りましたが、私としては納得のいく順位を付けることができたと思いました。
 どうぞ、会場でご覧いただき、受賞のランクとご自身の評価が合っているか確かめるのも、バードカービング・コンクールの楽しみです。
 なお、今年の出展点数は261件、日曜日まで開催されています。

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写真は、会場のほぼ全景です。

  第16回全日本バードカービング・コンクール
会期:2013年10月22日(火曜日)~27日(日曜日)
会場:東京都美術館(東京・上野)地下3階ギャラリーA
 詳しくは、下記のURLでご確認ください。
 http://homepage2.nifty.com/jbca/

2013年10月20日 (日)

何でもランキング-日本経済新聞

 日本経済新聞の「何でもランキング」は、食べ物から温泉までいろいろなランキングが取り上げられています。ときどき、参考にしています。この欄に、初心者がバードウォッチングを楽しめる公園トップ10という企画がついに登場。私も取材を受けました。なんと、取材を受けのは今年の3月、やっと先週の土曜日に掲載されました。下記URLで、読むことができます。
http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXZZO61250260Y3A011C1000000&uah=DF100520127547

 いかがですか。皆さん、だいたい行ったことのある場所が上がっていると思います。ご自身のランキングと違いを比べるのも一興かと思います。
 なお、私が出したランキングは下記の通り。順位を付けがたく、タイもあります。けっこうはずしていますね。
1.葛西臨海公園鳥類園
1.東京港野鳥公園
1.谷津干潟自然観察センター
4.ふなばし三番瀬海浜公園
5.三宅島アカコッコ館
6.横浜自然観察の森
6.北本自然観察公園
8.水元かわせみの里
9.奥日光-戦場ヶ原
9.軽井沢野鳥の森

2013年10月16日 (水)

第16回バードカービングコンクール-東京都美術館

 私が理事をしている日本バードカービング協会が主催するバードカービングコンクールが来週、開催されます。
 去年より我孫子から東京都美術館での開催となりました。開催期間も2日から6日と長くなり、それだけに多くの方にお出でいただき、バードカービングの素晴らしさを楽しんでいただきました。今年も、去年以上の作品が集まっていると報告を受けています。どうぞ、ご用とお急ぎでない方、お立ち寄りいただければ幸いです。
 私は、審査員として参加します。

 第16回全日本バードカービング・コンクール
会期:2013年10月22日(火曜日)~27日(日曜日)
会場:東京都美術館(東京・上野)地下3階ギャラリーA
 詳しくは、下記のURLでご確認ください。
 http://homepage2.nifty.com/jbca/

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 今年の案内ハガキです。去年、グランプリを受賞した岩橋徹さんの作品です。凄いでしょ。

2013年10月14日 (月)

クロメンガタスズメの幼虫-行徳野鳥観察舎

 千葉県市川市にある行徳野鳥観察舎のS藤さんより「クロメンガタスズメの幼虫がいる」と情報をいただきました。日光でクロメンガタスズメの成虫は見損ないました-ので、せめて幼虫を見たいと本日、行徳野鳥観察舎へ。栃木県初のクロメンガタスズメを発見した月之座さんも同行いたしました。また、目の不自由なMさんがフクロウの声をタイマー録音を試みると言うことで、合わせての行徳行きとなりました。
 クロメンガタスズメの幼虫は、かなり大きくなっているものを飼育中。なんと月之座さんは、昨日クロメンガタスズメの幼虫のフィギュアをゲット。並べてみると、あまりのリアルさに感心させられました。
 そのあと、実際に幼虫を捕獲した場所に行って天然物を探してみました。飼育中のものを見つけたのは、観察舎のすぐ横の茂みとのこと。食草のヒヨドリジョウゴが、ヤブガラシやヘクソカズラと絡み合った藪が茂っています。このような藪ならば、どこにでもありそうです。それだけに、クロメンガタスズメもどこにいても不思議がありません。
 ところが、S藤さん、月之座さんと私で、いくら目をこらしても見つけることができません。それでは少し頭を使おうと、まずヒヨドリジョウゴの葉が食べられているはず、そして糞もあるはずと、葉の無いツルと糞を探すことにしました。しばらくして月之座さんが「これ、そうじゃありません?」と葉の陰にいる幼虫を発見、なかなかの眼力です。
 飼育中のものより小さい幼虫で3~4cmほど。色は周りの葉の色と同じ。その上、葉を丸めて葉脈が浮き上がったような模様が身体にあります。なかなか凝った擬態です。よく見つけたものです。
 今度は、成虫を見つけてなんとか鳴き声を録音してみたいものです。

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2013年10月13日 (日)

何の虫の声か?-葛西

 やっと涼しくなると言う予報を信じて、本日は足立自然にふれあう会の葛西(臨海公園)探鳥会に参加いたしました。朝のうちはまずまずの気温でしたが、だんだん温度が上がって来て暑くなりました。海辺で風があるため少しは救われますが、日向はけっこう暑くて日に焼けました。それでも、季節はちゃんと移っていて、遠くでモズが鳴き池ではコガモやオナガガモのエクリプスが見られるなど秋らしい探鳥会となりました。
 ところで、解散後の帰り道、茂みの中から聞き慣れない虫の声が聞こえてきました。PCM-D50で録音、右チャンネルのボリュームを少し上げて左右のバランスを調整、3,000Hz以下のノイズを軽減、さらに500Hz以下のノイズを軽減、軽くノイズリダクションをかけています。



 声(音)は、植え込みのなかの地面から聞こえてきました。かなり近づいても、鳴き止むことはなく鳴き続けてくれました。録音機との距離は、数10cmです。
 きれいに録音ができたのですが、名前がわかりません。状況からコオロギ系であろうと『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』(村井貴史、伊藤ふくお、日本直翅類学会・2011)に付いているCDをすべて聞いたり、ネットに上がっている声をかたっぱしから聞いてみたのですが、しっくりと一致するものを見つけられませんでした。
 そもそも虫の声は、短い音の繰り返しが多く、この音源のように2音が不規則に交互に鳴くようなパターンがないのです。葛西ですから海辺に住む虫かしれません。また、葛西の植生は人工的に植栽されたものです。植木屋さんが、土といっしょにいろいろな虫も運んできているかもしれません。そのため、あらゆる可能性があるだけに苦労します。
 お詳しい方、ご教授、あるいはヒントをいただければ幸いです。

2013年10月11日 (金)

ハクビシンの声か?-六義園

 昨夜午後9時頃、六義園から奇妙な声が聞こえました。最初は、ネコの声かと思っていたのですが、ネコにしてはあまりにも長く鳴き続けることと音質が異なることで、録音を開始しました。
 アオマツムシなどの秋の虫がとてもにぎやかに鳴いています。その森の中から聞こえます。聞こえる場所は、低い位置で地面と思われます。よく聞くと、少なくとも2頭、あるいはもっと鳴いているかもしれません。近い声、遠い声、強い声、弱い声、答えるように鳴く声がありますので、何頭かで鳴き合っているようです。
 PCM-D50で録音。アオマツムシの音域と500Hz以下のボリュームを下げ、全体のボリュームを上げています。さらに、軽くノイズリダクションをかけています。


 アップしたのは30秒程度ですが、実際には20分は鳴いていたでしょうか。一度鳴き止んで、また鳴き続けていました。
  鳥の声とは思えず、六義園で夜鳴く哺乳類となるとハクビシンが思い浮かびました。YouTubeにアップされているハクビシンの声を聞きましたが、同じ声で鳴く動画を見つけることができませんでした。ただ、音質的には似ているものもありましたので、ハクビシンの可能性は高いと思います。この季節、発情期を迎えたハクビシンが、夜の森で合コンをしているシーンなのでしょうか。
 六義園とその周辺ではハクビシンの目撃情報がたくさんあります。私も死体を見つけたり、足跡を見つけていますので、かなり棲息していると思われます。ただ、このような声を今まで聞いたことはありません。それだけ、増えたことになるのでしょうか。

2013年10月10日 (木)

エゾビタキの声か?-六義園

 今日は、六義園の上をヒヨドリの群れが東から西へ渡っていきました。本格的な渡りの季節となりました。園内のミズキの木の下で見ていると、キビタキ、コサメビタキ、エゾビタキが、次から次にやって来ます。地付きのメジロやシジュウカラ、コゲラを押しのけては、実をついばんでいきます。
 この前から、この木の下に録音機をしけてみたいと思っていました。なにしろ、数日をおかず台風が来ていましたし、仕事の関係で夕方に設置、翌朝に回収というスケジュールがなかなかとれませんでした。台風が去った昨夜、やっと置くことができました。夕方に行くと、まだ風が強くざわざわと木が揺れていました。しかし、早朝には止むという予報にかけました。タイマー録音は、夜明けが午前5時40分でしたから、5時~8時の3時間に設定しました。
 録音された音源を聞くと、午前5時にはもうハシブトガラスは起きていて、さかんに鳴いていました。また、秋の虫たちの声もにぎやかです。ヒヨドリ、メジロの声がわかる他、2種類の不明な声が入っていました。どちらも、節や抑揚のない単純な音で、間を空けて鳴いている地鳴きと思われる声です。一つは6,000~7,500Hzの高音で音域が広い音、もう一つは8,000~8,700Hzとより高音で比較して音域の狭い音でした。聞くと、最初の音は「ズーィ」、次のものは「ツーィ」あるいは「チーッ」と聞こえます。たぶん、現場では私の耳には聞こえないほどの高い声です。
 最初の音のほうをアップしておきます。YAMAHA W24でタイマー録音、声のある音域のボリュームを上げ、低音ととくに虫の声のある音域のボリュームを下げています。その後にノイズリダクションをかけて音にコントラストを付けています。高音のため、スピーカーのスペックによっては音が聞こえない場合があります。あらかじめご了承ください。



 可能性のあるのは、エゾビタキです。バードリサーチの「鳴き声図鑑」にアップされている梶本恭子さんが録音された声と良く似ています。また、YouTubeに鳴いている動画がアップされていましたので、声を聞くと同じような音に聞こえます。ただ、このところこのミズキではコサメビタキの姿をみていませんが、コサメビタキの可能性もあります。
 いずれにしても昼間に、このような声が聞こえてきたら、なんとか姿の確認をしてみたいと思います。

2013年10月 9日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-11月は日光

 今日は、浜松町の文化放送にて『朝の小鳥』の11月放送分のスタジオ収録でした。
 だんだん小鳥の声が少なくなる季節なので、私としてはたいへん苦しい季節となります。そのため、音源がたくさんあっていろいろ工夫できる日光の野鳥たちを紹介させていただきました。日光市内を流れる大谷川の河原のベニマシコとカヤクグリ、小倉山のジョウビタキ、別荘地のアオゲラの雌です。
 放送予定は、下記のとおりです。お聞きいただければ幸いです。
2013年11月放送予定
11月 3日 ベニマシコ
11月10日  カヤクグリ
11月17日  ジョウビタキ
11月24日  アオゲラ

2013年10月 8日 (火)

ホシホウジャク-六義園

 夕方の散歩で六義園へ。渡っていく、キビタキのきれいな雄や雌を見ることができました。
 吹き上げ茶屋のまわりには、職員が植えた秋の花が咲き誇っています。そのなかのホトトギスの花に、ホシホウジャクが蜜を吸いに来ていました。蛾なのに、まるでハチドリのような動きをして花から花へ移動して行きます。
 夕方に少し暗くなった風景のなか、動きの速いホシホウジャクを捕らえるのには苦労しましたが、アップで見ると素っ頓狂な顔をしているのがご愛敬です。

Hosioujaku131008

 今日も蛾ネタとなりました。

2013年10月 7日 (月)

人面蛾発見-クロメンガタスズメ

 日光からの帰りは、打ち合わせがあったりで仲間とはぐれてしまいました。
 同じスペーシアに乗っているはずなので、月之座さんにメールをすると隣の車両にいることがわかりました。しばらくすると、飛んできて「こんな蛾がいた」と写真を見せてくれました。撮影は、月之座さんです。

Kuromengata

 なんと、頭のところに人の顔のような模様があるのです。「これは、まるで映画『羊たちの沈黙』だ」「人面蛾だ」など、盛り上がりました。
 さっそくチョウに詳しいE村さんにおたずねすると、クロメンガタスズメというちゃんとした名前があることを教えていただきました。ただ、南方系の蛾だそうで、最近になって関東地方南部で見つかっているそうです。調べた限り栃木県では初めて、日光市内では聞いたことがないほどの珍しい記録となるとのことでした。
 ちなみに、『羊たちの沈黙』では、ヨーロッパメンガタスズメの人面模様部分をドクロの様に加工して使用している。犯人バッファロー・ビル役のテッド・レヴィンは、ドラマ『名探偵モンク』のコミカルなストットルマイヤー警部を演じているなど、月之座さん情報も教えていただきました。モンクは、ずいぶん見ていたけど、これは気がつきませんでしたね。
 月之座さん、お写真ありがとうございます。
 それにしても人面蛾、見たかったなあ。

2013年10月 6日 (日)

霧の中の霧降高原きすげ平

 今日は、日光野鳥研究会の自然観察会で、霧降高原のきすげ平へ。午前6時に目が覚めたらピーカンの天気、男体山から日光連山が朝日に輝いていました。ところが、だんだん雲が出て来て集合時間の9時30分には、きすげ平は霧に包まれ、まさに霧降高原となりました。霧が、色付き始めたドウダンツツジの葉に付いて、とてもきれいでした。

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 ただ、ときどき晴れ間もあってなんとか雨にならず、秋の生き物たちを楽しむことができました。足元には、リンドウの花が咲き、カケスの群れが鳴きながら移動して行き、夏の間は見ることがなかったノビタキが顔を出してくれました。秋らしい出会いが、たくさんあった観察会となりました。
 U井さんが、面白いものを見つけてくれました。どう見ても、土の間からジャガイモが顔を出しているとしか見えません。あるいは、なめらかな表面の石が埋まっているとしか見えないものなのです。しかし、触ってみると柔らかいのです。掘り出してみると、全体には5cmくらいの球形をしています。さわると、プヨプヨしています。思い切って、ナイフで割ってみると、なんと面白い模様が出てきました。まるで、抹茶に包まれたクリーム、そのまわりをゼリーでくるんだ和菓子という感じです。

Supondake134006

 調べてみたら、スッポンダケというキノコでした。これが成長すると、柄が伸びて傘が広がります。いわば、スッポンダケの卵でした。それにしても、よく見つけたものです。

2013年10月 4日 (金)

千葉県立中央博物館「音の風景」-内覧会

  本日は、明日から始まる千葉県立中央博物館の企画展「音の風景-うつりゆく自然と環境を未来に伝える-」の内覧会にうかがいました。責任者の大庭照代さんからのご招待ですから、行かないわけはにはいきません。
 一日早く展示を見ることができるのですから、ちょっと役得です。それに、大庭さんの直々のガイド付きで見ることができましたので儲けものでした。
 内覧会には、100人ほどのマスコミ関係者や展示の協力者が集まり、とても盛会でした。展示は、初めての鳥の録音から始まって蒲谷鶴彦先生や先人の録音家のコーナー、機材からレコード、CDの展示、環境音のとらえ方のいろいろなど興味深い内容ばかりです。私の自作のCDも展示されているのには驚きました。探して見てください。
 興味深いのは展示ばかりでなく、講演会から関連した観察会が開催期間中にたくさん開催されてます。なかには、我が江戸家猫八師匠のトークショーもあります。音に関する企画ですから、展示だけではなくさまざまなイベントが同時に開催されています。下記いたしましたURLでWebサイトに行き、見損なうことがないよう細かくチェックしてください。
 どうぞ、お近くの方、環境録音をされている方は、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。
 展示会のチラシです。

Chibamuse
展示期間:2013年10月5日~12月1日
場所:千葉県立中央博物館本館 企画展示室
詳しくは、千葉県立博物館のURLにて
http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=57
展示会のURL
http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=805

2013年10月 3日 (木)

「カラスは黒くない!」

 と、言うのがカラスの講演会での”つかみ”です。羽毛に含まれている色素は、メラニンなので茶色が本来の色だからです。実際に、ハシブトガラスの羽毛を持って行って電灯の光に透かしてもらうと納得していただけます。
 しかし、なかなか自然のなかで茶色のカラスの姿を撮影することができませんでした。太陽の角度とカラスが都合の良いところを飛んでくれないと、思うように見えないのです。
 今日、六義園で夕方にネグラ入りして来たカラスがさかんに池の上を飛び交っていました。コースによって、きれいな茶色に見えます。ただ、もう暗くなっているので、なかなかピントと動きが止まらず100枚くらい写したうちの2枚です。

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  次回、講演会の機会があったら、この写真を使うことにします。

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