霧の中の霧降高原きすげ平
今日は、日光野鳥研究会の自然観察会で、霧降高原のきすげ平へ。午前6時に目が覚めたらピーカンの天気、男体山から日光連山が朝日に輝いていました。ところが、だんだん雲が出て来て集合時間の9時30分には、きすげ平は霧に包まれ、まさに霧降高原となりました。霧が、色付き始めたドウダンツツジの葉に付いて、とてもきれいでした。
ただ、ときどき晴れ間もあってなんとか雨にならず、秋の生き物たちを楽しむことができました。足元には、リンドウの花が咲き、カケスの群れが鳴きながら移動して行き、夏の間は見ることがなかったノビタキが顔を出してくれました。秋らしい出会いが、たくさんあった観察会となりました。
U井さんが、面白いものを見つけてくれました。どう見ても、土の間からジャガイモが顔を出しているとしか見えません。あるいは、なめらかな表面の石が埋まっているとしか見えないものなのです。しかし、触ってみると柔らかいのです。掘り出してみると、全体には5cmくらいの球形をしています。さわると、プヨプヨしています。思い切って、ナイフで割ってみると、なんと面白い模様が出てきました。まるで、抹茶に包まれたクリーム、そのまわりをゼリーでくるんだ和菓子という感じです。
調べてみたら、スッポンダケというキノコでした。これが成長すると、柄が伸びて傘が広がります。いわば、スッポンダケの卵でした。それにしても、よく見つけたものです。
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