秋なのに・・・
昨日、六義園を久しぶりに歩いていたらベンチの横に青い針金ハンガーが落ちていました。
わざわざ、人がハンガーを六義園の中に持ってくるわけはないし、台風はまだ来ていませんので、風で飛んできたとも思えません。これは、ハシブトガラスが運んできたと推測しています。
なぜか、この季節にハシブトガラスの巣作りの兆候が見られるのです。拙ブログを読み返してみると、一昨年(2011年)10月27日にも同じような記事を書いています。また、2009年10月3日には、2羽のハシブトガラスが巣材を外装が整うくらい積み上げているの観察、撮影してます。
秋になると、ハシブトガラスがなわばりを守る意識が強くなるのを感じます。私に対しての威嚇が強くなったり、ハシブトガラス同士のケンカを見るのもこの季節です。また、喉袋を膨らませての貯食行動もよく見られるので、冬にむけての貯食場所の確保のためのなわばり保護かと思っています。なわばりを守る意欲が強まるという一連の流れから、つい巣材を運んでしまうのでしょうか。
また、シジュウカラ、ヒガラ、ホオジロなどのさえずりが、聞かれるのもこの季節です。ときならぬさえずりに、春と錯覚してしまうこともあります。秋に起きる鳥たちの繁殖衝動、どんな意味があるのか興味のある課題です。
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