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2013年11月 3日 (日)

思ったこと-ジャパンバードフェスティバル2013

 毎年開催されているジャパンバードフェステバルは、バードウォッチング業界の傾向を見るのには良い機会だと思っています。今年で13年目、毎年見ているといろいろな変化がわかります。
 はじめた頃は、地元のお祭りという感じが強かったため、参加者は我孫子市民が多く、近所の親子連れが「こんな世界があるのか!?」という顔をして見て回っていたと思います。ここ数年、バードウォッチャーの参加が多くなりました。それも、東京都心を越えてやってくる友人知人に会うようになりました。少なくとも1時間以上、時間をかけて我孫子まで来て、情報を得ようという人たちです。ある意味、バードウォッチャーのお祭りらしくなって来たことになります。そのため、出展ブースも全国からの参加も多くなって、一地方というより全国区のイベントとなったと思いました。今後、さらに国際色も加われば、より意味のあるイベントになるのではないでしょうか。
 今回、ある双眼鏡メーカーの担当者が、「大手の出展が、なくなった」と言っていました。さすがに見ているところが違います。ここから、ちょっと考えてみました。
 今回出展しているのは、最大手はニコンでしょうが、それ以外には久しぶりに出展されたツアイス、人だかりたえないスワロフスキー、根強い人気のコーワが、大手と言ったところでしょう。なくなった大手というのは、ペンタックス、キヤノン、ソニーなどです。かつては出展してましたが、今はありません。これらメーカーは、双眼鏡事業から手を引いたか、力を入れなくなったことになります。なお、オリンパスは出展していたものの双眼鏡は一部になっていました。
 バードウォッチャーは、確実に増えていると思います。それに、双眼鏡を個人で買うのはバードウォッチャーぐらいなもの、双眼鏡にこだわりのあるのもバードウォッチャーです。双眼鏡を作り売るのであれば、バードウォッチャーのお眼鏡にかなう双眼鏡作り、バードウォッチャーに売らなくては売れないと思います。そのバードウォッチャーの貴重な意見を聞くことができる場のジャパンバードフェステバルに出展をしないということは、もはやバードウォッチング業界に見切りをつけたということなのか気になります。
 撤退したメーカーは、バードウォッチング業界は市場が狭くて採算が取れないと判断したのでしょうか。それとも席巻しているメーカーにはかなわないと勝負を捨てたのでしょうか。あるいは、他の理由があるのでしょうか。バードウォッチング業界の行く末のヒントがあるかもと思うと理由を知りたいものです。
 撤退した大手があるかと思うと、今まであまり知られていなかったメーカーの参入が増えてきました。サイトロン、ブッシュネル、ミノックス、バンガードなど、日本では無名に近いブランドです。一部を除けば値段もリーズナブルで、そこそこの性能を持った双眼鏡を展示していました。これらのメーカーも、担当者がバードウォッチングを体験しバードウォッチャーの心情を理解して参入してくれば、当業界でのアイデンティティを発揮できると思いますが、どうなるでしょう。
 ジャパンバードフェスティバルがバードウォッチング業界に根付いた今、こうした双眼鏡メーカーの動向から今後の業界の展望を推し量ることができるかもしれません。

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