調査納め2013-六義園
体調不良に振り回されて、あっという間に年末になってしまいました。ということで、今日は今年最後の六義園の調査を行いました。K藤さんとK久保さんも同行していただきました。
あいかわらずヒヨドリがにぎやか、ハシブトガラスも騒々しい六義園です。水路のほとりの枯れ枝に大きな鳥がとまっているのが見えました。あっという間に飛び立ってしまいましたが、近くとまってくれじっくりと見ることができました。オオタカの若鳥でした。なにかを狙っています。狙われていたのは、コガモの雄でした。コガモのいる上の枝にとまっているオオタカです。
面白いと思ったのは、浮かんでいるコガモは襲えないようなのです。ほぼ、真下にコガモがいるのですが、見ているだけです。水面では押さえつけることができず、ダメージを与えることができないことを知っているでしょう。ところが、居たたまれなくなったコガモが飛び立つと襲いかかりました。これを数回、繰り返していたのですが、多くなってきた人を嫌ってオオタカは飛び去りました。おかげでコガモは、命拾いをしたことになります。
オオタカのおかげで、鳥は少なめの六義園の調査納めでした。
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