耳あて・イヤーマフ・イヤーウォーマー
やはり冬は寒いですね。年を取ると、なおさら身に染みます。
野外で、とくに寒さを感じるのは手と顔、なかでも耳が冷たいと感じると寒さもひとしお、集中力が失われてしまいます。
世の中には、耳を温めるための商品がいろいろあります。耳あてとか、イヤーマフ、あるいはイヤーウォーマーなどの商品名で売られています。ただ、これらの商品で困るのは、暖かさと音の通りが反比例することです。暖かければ、それだけ音が聞こえづらくなります。野鳥の声が聞こえなくては商売になりませんから、暖かくて音が聞こえるものをいろいろ試しています。
段ボールに入っている防寒用品から引っ張り出してみたら、けっこうありました。
中央奥のFoxFireの帽子は格好は良いのですが、材質が薄く暖かさが足りません。それに、どうしても浮き上がってしまうのですきま風が通ります。
中央手前は、耳たぶにかぶせるタイプです。小型で軽量、耳洞をふさぐことはありません。そのため音は良く聞こえるので、これは良いやと思ったのですが、材質が薄いので暖かくありません。それに、私の耳が大きいのか圧迫感があります。その上、すぐに取れてしまいます。また、左右がバラバラなので、すでに1つは無くしてしまいました。
左は、昔からあるウサギの毛皮の耳覆いです。ドーナツ状になっていますので、音の通りは良いです。その上、暖かく機能上はまったく問題ありません。ただ、オジさんがするのは、可愛い感じがちょっと困ります。
今年、入手したファールレーベンのイヤーマフは、音を遮断しそうな作りですが、よく聞こえます。圧迫感がありますが、その分とても暖かということで、今年はこれで寒さをしのぎ、音を聞こうと思います。
皆さまの耳の防寒アイテム、購入の参考になれば幸いです。
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今の北海道の女子学生はマイナス20度以下でも「生足」で短いスカートで歩いていますが、私も寒風吹く納沙布岬の先端で骨まで冷え切りながらも野鳥を眺めていたのは、20年前・・・今はもう無理ですね。
昔に比べると技術革新?で暖かいものが増えましたが、確かに耳は問題ですね。
耳の穴の部分にあわせ穴が開いている耳当てもあったような気がします(特殊なもの?)が、集音マイクつきの耳当てというのも値段によっては売れるのかもしれませんね。
投稿: なまけ者鳥見人 | 2013年12月31日 (火) 07時38分
なまけ者鳥見人様
若い頃は、けっこう薄着で鳥を見ていましたね。氷の張り具合などを思い出すと、今より寒かったと思います。
それに、昔は羽毛服なんて高くて買えませんでした。今は、安くて良くなったと思います。
集音器マイク付き、耳あて。バイノーラルマイクのイヤーフォンタイプをばらして、マイク部分を外へ、イヤーフォン部分を内に入れて・・・。可能かもしれませんね。
投稿: まつ | 2013年12月31日 (火) 10時46分