輝くヨシ原-芝川第一調整池
このところの体調不良で、あまりフィールドに出ていませんでした。今日の暖かさに誘われて、埼玉県の芝川第一調整池に行って来ました。
とくに、目的はなく、日に当たり広々とした風景を見たいと思っての芝川です。昼から風が強くなる予報が着いたときにはすでに強く、録音は断念。ウォッチング・モードに切り替えました。風に波打つヨシ原が、春のような日差しを浴びて輝いていました。
ノスリが強風にもかかわらず、たえず飛んでくれました。これに、ときどきチュウヒが舞うという、相変わらずの猛禽の多い芝川です。ただ全体には、小鳥の出現が少なめで、水面のカモ類も少ない印象でした。
増えた印象があったのは、カワウとアオサギです。また、カンムリカイツブリも今までない数がいました。カワウとアオサギは、樹木のあるエリアにかたまっていて、そのままコロニーになるのではないかと思わせる様相です。
カンムリカイツブリも、このまま居着いて繁殖するかもしれません。去年の春に行った茨城県の北浦では、ほんの少ししかヨシがないところで巣作りをしていました。ですから、芝川のほうがはるかに居心地がよさそうです。また、緯度的には南に位置する琵琶湖でも繁殖しているのですから可能性はあります。大きなゼブラ模様の雛を見ることが、できたら良いですね。
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