カラスの忙しい季節-六義園
今朝、六義園に入るとハシブトガラスがにぎやかです。昨日も同じ状態でした。仲間とオオタカでもいるのではないかと探しましたが見つかりません。どうもハシブトガラス同士の争いのようです。騒ぎの中心を見ていると、執拗に戦う2羽がいて、ときに3羽が地面やササのなかで取っ組み合いのケンカをしています。それをやじるように、3,40羽が集まって騒いでいます。いったん地面に降りた2羽が、枯れ葉を舞い上げながら空中戦に突入です。
身体をぶつけ合ってケンカをしているのは3羽です。春を迎え相手を求めて、番の雌に他の雄がちょっかいを出し、雌をとられまいと雄が戦っているというシチュエーションが想像できます。あるいは、雌雄が逆の立場になっているかもしれません。
わからないのは、集まっている3,40羽のハシブトガラスの立場と意味です。まわりで、はやし立てている感じで、加勢しているのか応援しているのか、それとも単なる野次馬なのかわかりません。
なにしろ、この騒動は私が入園してから10時30分まで続いていました。ということは、すくなくとも1時間30分、その前からやっていたら2時間以上にわたって行われていたかもしれません。ですから、その間、食事もすることなく騒いでいたことになります。よほどヒマなのか、それもとハシブトガラスにとって重要なことなのでしょうか。
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