仕事始めのセンサス-六義園
明けましておめでとうございます。
今年もSyrinxブログ編をよろしくお願いいたします。
今日から六義園が開園しています。職員の皆さんは、今日から仕事始めとなりご苦労さまでございます。六義園では、立派な門松が迎えてくれました。
こちらも仕事始めとばかり、いつものセンサス調査を行いました。K藤さんが同行してくれました。六義園を歩くと、鳥仲間の常連さんたちとも出会い、まだ三が日のはずなのに、すでに通常モードとなっていました。
センサスでは、まず六義園では珍しいホンセイインコ雌雄2羽と出会いました。いつもは、上空を通過をいくだけのホンセイインコが、ハゼの木にとまって実を食べていました。考えてみれば、六義園で木にとまっているホンセイインコを見たことはほとんどありません。じっくりと観察することができました。
ところが、今日はツグミやジョウビタキの姿が見えず、小鳥が少なめです。と思ったら、上空をオオタカ1羽が舞っていました。そして数分後、今度はツミの雄が同じように上空を旋回してくれました。さっきのオオタカに自信がなくなって、写真を撮っていたK上さんに写真を見せてもらうと、お腹が赤茶色に見えツミ雄となりました。木の枝越しとはいえ、新年早々、間違えました。さらに今夜、写真をていねいに見たK上さんから、初列風切羽が6枚見えるのでハイタカではないかとの連絡、写真を添付していただいて大きくして見たら、虹彩が黄色、ハイタカでした。考えてみれば、最初はオオタカに見えたのですから大きかったことになります。新年早々、3重の間違いでした。それにしても、六義園でハイタカはこれまた珍しいです。
いずれにしても、小鳥が少ないのは、このハイタカのせいでしょう。また、少なくとも2ヶ所でドバトとキジバトの羽毛が広範囲にわたって散乱しているのを見つけています。こちらの犯人はオオタカの可能性が高いので、オオタカもいることは間違いないと思います。
今まで、六義園でこんなに猛禽類が見られたことはありません。初夢に見たら縁起良いモノのベスト2になるタカに正月早々会えたのですから喜ぶべきことなのでしょうが、ツグミやジョウビタキ、ルリビタキのいない六義園は、やはり寂しいですね。
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