羽音を録る-ハシビロガモ
録音をはじめたばかりの山形のH谷さんから「カルガモの飛んでいる音が録れた」と報告、そしてカルガモとマガモの羽音の違いがあって「カルガモの方が音程はやや低いかと思う」とのご意見をいただきました。
スズガモの語源は、この鳥の羽音が鈴の音のように聞こえるからといわれています。それだけに、カモ類の羽音は興味があります。しかし、基本的に音が小さいこと、遠いことなどから、録音が難しい音です。そのため積極的に録ろうという気はおきませんでした。しかし、H谷さんのご意見もとても面白いし、私も羽音を録ってみたいと思いました。
ということで昨日、六義園でハシビロガモの羽音を録ってみました。1羽が飛んでいるところに、もう1羽が追っていく羽音です。PCM-D50で録音、ボリュームの調整、200Hz以下のノイズの軽減、羽音以上の音域の軽減をしてます。
「Shoveler140104.MP3」をダウンロード
ハシビロガモは、小型なだけに羽ばたきが小刻み、そして音は低めだと思いました。
もし、カモの羽音を聞き分けられたら、夜行性のカモのこと。暗い中を飛んで行くものを音で識別することができるようになるわけです。これからは、羽音の録音も課題といたします。
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