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2014年1月 6日 (月)

マルガモのパターン-六義園

 今日の六義園で、マガモとおそらくカルガモとハイブリッドと思われるカモを見ました。このカモは、去年12月5日にも見られたもので、2,3日滞在し姿を消してしまいましたが、またやって来ました。

 Mallardhybrid140106

 いわゆるマルガモと呼ばれる交雑種ですが、この個体は頭の上半分が濃い色をしてカルガモ的、嘴が黄色でマガモ的です。身体も背中はカルガモですが、胸と尾のあたりはマガモ、でもマガモ特有のカールした羽毛はありません。嘴の色と尾の模様から雄と思われます。見ているとマガモより、カルガモといっしょに行動していました。
 ところで、以前にもマルガモの話題を記事にしています。それは、2010年12月28日にやはり六義園に飛来したものです。
Spotbilledduckmallard

 こちらは、嘴がカルガモ、頭がマガモ、背中は同様にカルガモで、胸と尾のあたりはマガモです。頭の色からこちらも雄と思われます。
 いずれもマガモとカルガモのハイブリッドであると思うのですが、嘴のパターンが違います。以下は、空想です。
 もし、嘴が黄色いアメリカガモとマガモが交雑したら、いったいどうなるでしょう。北アメリカに分布するアメリカガモは、カルガモによく似ています。英名はBlackDuckですから、カルガモを黒くした感じのカモです。そして、雌雄の違いは嘴の色で、雄は黄色、雌は黒なのです。
 カルガモとマガモならば2010年に飛来したタイプとなり、アメリカガモとマガモならば今日見たタイプとなる可能性はないのでしょうか。そう思って”Black Duck hybrid”で画像検索すると、アメリカのサイトで似たようなパターンが出てきます。
 ただ、”マガモ 交雑種”や”マルガモ”で画像検索しても、似たようなタイプが日本のサイトでも出てきます。ですので、なんともいえません。
 もし、もしですよ。アメリカガモとの交雑種であったら、日本産鳥類が1種増えることになるのでしょうか。それもと0.5種となるのでしょうか。

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