初氷-六義園
今日は月2回、行っている六義園の野鳥のセンサス調査でした。K藤♀さんとK久保さんが同行、途中からK藤♂さんが加わっての探索でした。
冬の越冬期は、鳥たちの種類や数は安定しているものと思っていました。しかし、このところ、毎日のように六義園を歩いていると、森の小鳥も池のカモも日替わり変わっていることに気がつきました。まして、センサス調査で数をカウントしながら歩くと、なおさら実感します。今日は、森の中はシロハラが増え、池のカモはホシハジロが多くなっていました。
ところで、六義園の池が凍っていました。裏の水路はもちろん表の池も凍りました。
私が、センサス調査をはじめた1980年代の冬は六義園の水面が凍るのは毎年のこと、それも12月から凍ったと思います。裏の水路は、何日も溶けないで厚い氷に大きな石を投げても、割れなかったことを覚えています。それだけ30年前の冬は、寒かったのです。
今日は、寒くて凍ったとはいえ、氷は薄く風で波が立てば揺れていました。そして、1羽のホシハジロが氷の上に降りようとして、すべってしまって慌てているようすはとてもユーモラスでした。池が凍るのは久しぶり、カモも慣れていないのですね。
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松田さん、こんにちは。
一つの場所のセンサスをもう30年も続けられているのですね。私はやっと4年くらいですが、まとめ方をよく考えずに始めたので、少しやり方を変えようかと思っています。松田さんがどのようにまとめられているのかとても興味があります。よろしかったら一度見せてください。
投稿: 箱田敦只 | 2014年1月17日 (金) 17時07分
箱田敦只様
今度、事務所にうかがうときに、報告書を持って行きます。
投稿: まつ | 2014年1月22日 (水) 15時13分