舎人公園-足立自然にふれあう会
昨日は「足立自然にふれあう会」の舎人公園探鳥会でした。一般市民にも呼びかけての開催と言うことで、50人以上の参加者となりました。ざっと半分が会員、もう半分が一般参加でした。面白いと思ったのは、会員の平均年齢より一般参加者のほうが若い感じでした。バードウォッチングに関心を持ちイベントに参加するまでの意欲の持ちようは、やはり若い方のほうがあることになります。
ところで鳥のほうで、面白いと思ったのは、今年は六義園では少ないツグミが舎人公園では多くて、あちこちにいました。だいたい等間隔で出現するので、なわばりの広さがなんとなくわかります。芝生や疎林、芝生と裸地とでは、違いがあると思いますが、だいたい50m四方に1羽という感じでした。ですから、この配列でいったら六義園では芝生や裸地は池の周りだけですが、いても2羽が限界ということになります。六義園では、多いといっても2,3羽なのですから、符合しますね。
ところで、池のまわりを歩くと、2カ所でクイナの声を聞きました。クイナの冬の声は、あまり知られていないので気がつく人が少ないですね。まわりにいた方々には、教えることができました。
2回目にクイナの声が聞こえてきたヨシ原はとても狭く、こんなところにいるのかと思うほどです。ということは、かなり小規模なヨシ原でも生息可能なことになります。冬の声さえわかれば、クイナはけっこういることがわかるかもしれません。意外と都会の鳥のひとつになっているかも。
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