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2014年2月 7日 (金)

デジスコ通信に投稿-写真は撮らないのですか?

 首都圏の公園を歩いていると、明らかに野鳥の写真を撮るために望遠レンズ付きのカメラを持ったり、デジスコを持った方によく会います。ここ数年で、急増した感じがします。この現象は、バードウォッチングが普及しているのではなく、野鳥写真が流行っているだけのことではないかと思うようになりました。
  なぜ、見るだけのバードウォッチングではなく野鳥写真を撮るようになったのか、私なりに考えました。たとえば、バードウォッチングをしていると「写真は撮らないのですか?」と、よくきかれます。これは、昔も今も変わりません。野鳥は写真を撮るものと思っている方が多いのです。それだけに、バードウォッチング=「野鳥写真を撮る」になっている傾向があるという話を、デジスコ・ドット・コムのメールマガジンに投稿しました。下記のURLで読むことができます。ご高覧いただければ幸いです。
 http://www.digisco.com/mm/dt_76/toku1.htm
 こうした傾向の影には、デジタルカメラやデジスコの低価格化による普及が大きく影響していることでしょう。これに加え、ブログやFacebookという発表の場ができたことが大きく作用していることでしょう。ある意味、ブログやFacebookにアップして、「拍手」や「いいね」をもらうために野鳥を撮るという時代になったのだと思います。

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コメント

確かにそうですね。
私も必ず「写真を撮るんですか」と聞かれます。
「撮りません(証拠写真程度です)」と答えると怪訝そうな顔をされます。
何て時代は過ぎ、私もHP→ブログへと野鳥写真が増えました。
と言っても、腕は「証拠写真」の域を出ませんが(^_^;)

います、います、カメラを持った男性のつれあいが双眼鏡だけの女性というペア。
でもその実態は、双眼鏡だけの奥さんが腕利きのバードウォッチャーで、そのつれあいがカメラで付いてまわるだけの実質初心者のダンナ、というパターンが多いように感じています^^。

大事なところを見落として、身につけなくてはいけないことがおろそかにならないか心配です。
は、将来不安としたいくぶん優しい表現ですが、
もう既に「見落として、おろそかになっている人」がブロガーをはじめ、多く出てきているからこその問題があちこちで起きていますね。
なんとか「探鳥のすすめ」を広めたいと思っています。

なまけ者鳥見人様
 北海道でもそうなんですね。
 個人の発表の場が増えたことは、けして悪いことではないと思います。私自身、拙文を読んでいただける当ブログの存在はありがたいと思っています。ふっと気がつくとブログのためのネタ作りをしていることがあり、写真を撮る方も同じ心境になっているなあと思います。

ひろ様
 たしかに遅きに失した感がありますね。デジタルカメラの普及やデジスコの発展など、誰も予測していなかったのですから、無理もありません。しかし、これからは先を見越して身構える準備が必要かと思います。と思って、動画が流行るかと思っているのですが、意外とダメですね。

ここ数年感じていたことです。
ブログをお持ちの方が多いので、それを励みに撮影なさっている方も多いと思います。

ただ、バードウォッチングの本来の姿を思うと何かおかしいと思います。

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