ビンズイ2例目の記録-六義園
久しぶりに六義園へ行くと、大雪の影響で枝折れが激しく歩くことができなかった順路も、だいぶ開通していました。一回りしていると通称イチョウ広場で、ビンズイを見つけました。さかんに地面をつつきながら歩いています。ちょうど、団体客が来たりして植え込みのなかに逃げ込みましたが、すぐに出てきてくれました。ただ、暗いのと動きが速いので写真はこの程度です。
私の六義園におけるビンズイ記録は、1986年10月24日から11月1日までの1週間、2羽が滞在してくれた1例のみ。秋の渡りの途中、六義園に立ち寄ったものでしょう。今日のビンズイは、それからなんと28年ぶりの記録、春の渡りのきざしでしょう。
このほか未発表の個人の記録があるかもしれませんが、ビンズイは六義園では珍しい鳥といえます。
六義園の鳥の鳥を見ていて不思議なのは、いても良いはずの鳥に出会わないということがあります。どこにでもいるけれど、六義園では記録されない鳥です。たとえば、ホオジロやカシラダカは、数えるしか記録されていません。そして、ビンズイもけして少ない鳥ではありませんが、六義園で少ないことになります。
« フランスなまりのクイナ-芝川第一調整池 | トップページ | 『かまくら鳥とりどり』のご紹介 »
「観察記録」カテゴリの記事
- カワアイサのディスプレイ-日光(2021.02.24)
- キジバトのさえずり-染井墓地(2021.01.26)
- 頭の白いムクドリ-染井墓地(2021.01.23)
- ツグミの鳴き声-染井墓地(2021.01.07)
- 野鳥録音始め-スズメ(2021.01.03)
コメント