3日通った谷津干潟
日曜日の足立自然にふれあう会の谷津干潟探鳥会のおりに録音機を3台、谷津干潟に仕掛けておきました。ここ数日は大潮、ということは満月です。明るい夜の干潟で渡り途中のシギやチドリが饗宴を繰り広げているはずなので、その音を録りたいと思いました。
YAMAHA W24を谷津干潟自然観察センターの横に1台、淡水池のハイドの近くに1台、そして対岸にある小学校のそばの植え込みに1台を置いておきました。タイマーは、干潟に向けたものは午後9時から午前3時、淡水池は小鳥が鳴く可能性があるので午前3時から6時に設定。これで、OKなはずです。
そして昨日、回収に行きました。月曜日は、センターが休館なのは知っておりました。しかし、ゲートが閉まり敷地の中にも入れないとは。門の前でしばらく、呆然としておりました。周りを見ると、門は乗り越えられないこともなさそうです。しかし、センサーが仕掛けてあって通報されても困ります。さらに、防犯カメラがあって写ってしまうのも顔を知られているだけにまずいですよね。
ということで本日、また谷津干潟に行きました。3日間続けて通うことで、面白いことがわかりました。13日は、ホウロクシギがおらず、その代わりハマシギ、オオソリハシシギ、メダイチドリの群れがいました。ダイゼンも干潟全体にいて良く鳴き合っていました。14日は、ホウロクシギ2羽がいたもののハマシギやオオソリハシシギの群れがいませんでした。ダイゼンはいます。そして、今日15日はホウロクシギ2羽とメダイチドリの群れがいたものの、ダイゼンやハマシギの群れはいませんでした。オオソリハシシギの群れはいたものの干潟茶屋でアサリラーメンを食べている間にいなくなってしまいました。とくに、今日はカモ類も含めて鳥がいちばん少ない日でした。どうも、オオタカかハヤブサといった猛禽類が出現したようです。それから、今日は富士鷹なすびさんがいました。
では、昨夜はどうだったのでしょうか。YAMAHA W24でタイマー録音、2,000Hz以下のノイズを大幅に軽減、ボリュームのアップ、ノイズリダクションを中程度かけています。
「grey_plover140415.mp3」をダウンロード
ダイゼンが鳴き合い、ハマシギの群れがにぎやかです。このほかのところを聞くと、ハマシギの群れは千羽はいるかもしれません。夜の干潟は、シギやチドリで大賑わい、昼とは違った顔があることがわかります。夜は、猛禽類がいないので思い切り、干潟の恩恵を味合うことができるからでしょうか。
おかげで2日にわたって録音ができました。そのため、これから24時間以上の音源をチェックしなくてはなりません。ホウロクシギの声が入っていたら良いのですが。
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