ムナグロ録音成功
本日は、昨日仕掛けた録音機を回収に行きました。まず、朝5時に目が覚めたので風がないことを確認。どんな音が録れているのかと思うと、わくわくしてそのまま目が覚めてしまいました。
午前9時30分、現地に着くとすでに風が出始めていて、あちこちで耕耘機が動いています。やはり、田んぼでの録音は、早朝でないと難しいですね。
現在、チェック中ですがムナグロは良く鳴いています。YAMAHA W24でタイマー録音、ボリュームはそのまま、2,000Hz以下の低音の軽減、軽くノイズリダクションをかけています。
「pacific_goldenplover140425.mp3」をダウンロード
本日の日の出は午前4時50分頃、そのため4時から録音を開始いたしました。この時刻で、すでにムナグロの声が入っています。アオサギ、カルガモも同じように鳴いていますから、4時前から起きていると思います。ハシブトガラスが鳴き始めるのは4時33分、ムクドリが44分、ヒバリはさらに遅く5時40分からさえずりが聞こえます。近くの農道を自動車が走っていったのは6時40分となり、鳥たちがいかに早起きかわかります。
また、水路の前に置いた録音機のほうには、「バシャバシャ」という音が録音開始の4時から入っています。これは、コイが集まって産卵するときの音です。夜明け前から、こうした行動がおこなわれていることを知りました。田んぼでのタイマー録音は、初めてでしたが、早朝の雰囲気が伝わってくる良い音が録れました。
また、ムナグロの「キビヨ」と言う声は、あまり出さないことがわかりました。「キビヨ」は、飛び立つの鳴き声のようです。ですから、田んぼに下りてのんびりしているときには、鳴かない声となります。昔、ムナグロが「キビヨ」と鳴くと教えられましたが、どうも飛び立たせている人から教わったようです。
重ねて、鈴木ad♀さんにお礼申し上げます。
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