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2014年5月19日 (月)

フクロウの巣箱のライブカメラ-鳥の博物館

 昨日の午後は、我孫子市にある「鳥の博物館」に行きました。
 以前、フクロウの声でお世話になったO村さんに「フクロウの雛の声を録りたい」と相談したところ「鳥の博物館で巣箱に入っているフクロウが実況中継されている、そのための技術協力をしたので」と、貴重な情報をいただきました。
 そういえば、そんな話があったと思い出しました。フクロウの巣箱に、カメラとマイクが仕込んであって、その映像と声を博物館の一室でリアルタイムで見ることができる仕組みです。さらにこの映像は、博物館のWebサイトでも見ることができます。博物館のURLです。コンテンツのなかのライブカメラです。
  http://www.bird-mus.abiko.chiba.jp/
 映像と音声は、有線で送られてくるのでクリアです。カメラは上からと巣箱の出口に向けての2台。そのため、すべての雛のようすと巣箱の前のようすもとらえています。巣箱の中は暗いので、赤外線ランプが点いていて映像は明るく見えるようになっています。このあたりの技術は、放送現場の経験のあるO村さんの助言が威力を発揮しています。なんでも、光量の設定がとても難しかったと苦労話もうかがいました。展示の写真です。

Owllive1_2

 たぶんフクロウの活動が活発になるのは日没後となるだろうと思いましたが、博物館は午後4時30分で閉館です。職員の方が、それ以降も仕事をしていますので、それまでに鳴いてくれるかが勝負です。
 音声は、直接ラインからいただきました。そうすると、TVからの音声が聞こえなくなります。そのため、録音機のイヤーフォンジャックからTVへ音を送り聞こえるようにしました。録音機は、パネルの陰に置いていきましたので、来館者の方々には平常どおりのライブ映像と音声が流れていることになります。それでも、ヒマそうでおしゃべりなオジさんがTVの前にいて、お邪魔なご迷惑をおかけしました。
 実際、2時間あまり映像と音声を聞いていましたが、飽きることはありません。行ったとたん雛の1羽が、巣箱の縁に立ち今にも巣立ちそうです。これは、いちばん大きな雛で一郎と名前が付いていました。これは、やばいと思いましたが、しばらくすると巣にもどりました。その後は、動き回っり羽繕いしたりしています。そうかと思うと、1羽が寝てしまいました。これが、立ったまま眠るのではなくうつぶせなのです。以前、これを見ていた職員の方は、死んでしまったのではとあせったそうです。などなど、みのもんたさんならば、ずっと実況できるほど活動がさかんです。3羽がカメラ目線をくれるのを撮るのは苦労しました。

Owllive2

 
 ただこの間、親鳥が戻ってくることはありませんでした。やはり、親鳥の活動は日没後なのでしょう。5時30分頃にお腹が空いたのか、盛んに鳴いてくれました。PCM-D100で録音、1チャンネルを2チャンネルに変換、500Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。

 「プゥウー」と言う声と「キュウルル」という声を出しています。オオコノハズクもこのような声で鳴くのを聞いたことがあり、フクロウ系特有の鳴き方のようです。
 ただし、この実況中継も巣立ってしまえば、おしまいです。楽しめるのは、雛の大きさから見てあと1週間ていどでしょう。いずれにしても、ご興味のある方は、ライブカメラで確認して、お早めの来訪をお勧めします。
 O村さんはじめ鳥の博物館のスタッフの皆さん、山階鳥類研究所のH岡さん、お世話になり、ありがとうございました。お陰さまで、懸案のフクロウの雛の声を録ることができました。

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