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2014年5月22日 (木)

ホトトギスの初音-六義園

 『江戸名所図会』(1834-1836)に「所謂白山御殿の旧地これなり。この辺を初音の里と字す。俚諺に、江戸の時鳥はこの地より発声す。故にしか名付くと云ふ」とあり、江戸のホトトギスは現在の小石川植物園から鳴き始めたことになります。
 今朝は、六義園で鳴くホトトギスのさえずりで目が覚めました。小石川植物園とは、直線で600mしか離れていないのですから東京でもっとも早い初音だったのでしょうか。
 PCM-D100で録音。全体のボリュームを下げています。1,500Hz以下、500Hz以下の低音のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。

 今日の六義園は、造園業者が入って芝刈り、正門前の道路では工事と、いつもになくうるさい日でした。しかし、ホトトギスのように大きな声で鳴く鳥は近くで録音できれば、ここまでクリアに加工できるということで、お示しいたします。
 ホトトギスを追いかけてわかったこと。10~15分の間隔で鳴く。歌は短いと10数秒間、長いと1分以上鳴き続ける。飛んで行った先で、とまったときに必ず鳴く。鳴き終わりの節は、トーンが下がったように低くなる。これは、いちばん低い音の部分が1,200Hzから1,000Hzにさがって鳴きやみます。アップした音源の最後の2節がそうです。
 六義園は、いちばん長い辺で300mありますが、端で鳴いていても聞こえます。都会の騒音の中でも少なくとも300m離れていても聞こえることになります。ということは、静かな江戸時代であれば、600m離れた白山御殿で鳴くホトトギスの声が六義園でも聞こえたかもしれませんね。
 午前中、ホトトギスと遊ばせていただきました。

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