R-09で96kHZ/24bit録音
インターネットとはうれしいもので、いろいろな情報を得ることができます。たまたま見た価格コムの書き込みに、ローランドのR-09で96kHz録音する方法が書かれていました。下記URLです。
http://bbs.kakaku.com/bbs/20777010118/#17192762
R-09は、小型メモリー録音機の魁の機種です。発売当時(2006年4月)は、手頃な値段もあいまって一世を風靡いたしました。
ところが、たった8年しか経っていないのに化石的な存在となりました。理由のひとつが、今や当たり前となった96kHzの高品位な録音ができず、48kHz/24bitまで。それをできるようにする裏技の紹介です。
まず、R-09本体のファームウェアをバージョンアップします。最新バージョンは、Ver.1.31です。これは、スイッチを入れると現れるアニメーション画面で確認できます。
ファームウェアのバージョンアップは、下記URLです。
http://www.roland.co.jp/support/article/?q=downloads&p=R%2D09&id=1811971
バージョンアップするために、メモリーカードを挿入し、電池を入れるのを忘れずに。また、圧縮されたファームウェアを解凍→本体をUSBでつないでメモリーカードに転送→Recボタンを押しながら、電源を入れることでバージョンアップ用のメニューがでます。これに従って操作してください。ちなみに、ファームウェアをアップすることで、32GBまでの SDHCメモリーカードも使用可能となります。
メニューの出し方が裏技だそうで、REPEATボタンを押しながらMENUボタンを押すことで裏メニューが表示されます。この中に、今までにない”Special Setup”という項目がでてきます。さらに、この中の”Use High Rate”があり、これをONにします。
そして、メインメニューに戻り”1.Recorder setup”の”Sample Rate:”を見ると、今まで表示されることのなかった88.2kHzと96.0kHzの項目が出てきます。それを選択することで、最近の機種同様に高品位録音が可能となります。
実際に試してみましたが、見事成功。また、価格コムには「電源を切ると設定が戻る」とありますが、何度か試しましたが電源を切っても設定は生きていました。
いずれにしても、まだまだ活躍の場のあるR-09となりました。
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