一枚の羽から-CSI駒込
昨日は、月2回行っている六義園のセンサス調査でした。K久保さん、K藤♂さんが同行してくれました。スズメとシジュウカラの雛のおかげで、鳥が多いという印象のあるデータがとれました。
ところでセンサスコースを歩いていると、1枚の羽が落ちていました。
ハシブトガラスの羽だと思います。それも鞘がかなり残っているので、雛の羽です。さらに、巣立ったものにはこのような鞘が残っていることはありませんので、巣の中にいた雛のものだと思います。
さらに、よく見ると鞘の一部に血痕のようなものが付いています。まだ、血は赤いのでそれほど犯行時刻から経過しているとは思えません。昨夜から早朝の出来事だと思います。巣の中の雛の羽、血痕が付いていると言うことで、巣の中で何者かに襲われたことになります。巣の真下ではなく、巣があると思われる場所から数10mは離れている順路ですから、運ばれて食べられた残骸の一部でしょう。
では、犯人はだれでしょうか。同じハシブトガラスがまず考えられます。さらに、最近増えたハクビシンも怪しいです。もし、カラスがカラスを襲った場合、朝明るくなってからでしょうからそうとうの騒ぎとなり、六義園全体が騒然とするはずです。この日の朝はいつもどおりでした。夜行性のハクビシンが、そっと木に登り巣を襲った場合、夜ですから親鳥は気がつかず騒ぎにはならないでしょう。そう思うと、犯人はハクビシンの可能性が大きいですね。
今夕、この羽が落ちていた近くで、地面に降りている幼鳥が1羽いました。親鳥2羽が心配そうに見守っていました。もちろん、幼鳥には鞘はありません。もしかしたら、早く生まれた雛のほうは無事に巣立つことができたのかもしれません。
悲喜こもごも、ハシブトガラスたちの都会での生存競争は厳しいものがあることになります。
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