チョウトンボ-芝川第一調節池
先週は、なんやかやで埼玉県の芝川第一調節池に3回通いました。1回目は、秋に予定されている自然観察会の下見のため日本野鳥の会のT岡さんとH田さん。2回目は、夕方にタイマー録音を仕掛けに。そして3回目は録音機の回収です。とにかく、今年の梅雨は雨が多いので、その合間をぬって行きました。
この時期は、チュウヒがいないためか、野鳥カメラマンやバードウォッチャーとは一人も会いませんでした。散歩をしている人がチラホラいるだけで、広い湿地を独り占め、貸し切りで楽しめました。去年より、オオヨシキリが東側のヨシ原で増えた感じがします。調節池の水位が高いため、水につかっているヨシ原の面積が少なくなり、あわよくばと思っていたサンカノゴイやヨシゴイには会うことができませんでした。
この季節、芝川で面白いのはトンボですね。いろいろなトンボが飛び交っています。なかでも多いのはチョウトンボで、一ヶ所に数10匹が集まり乱舞するのは初めて見ました。写真では、たくさんのチョウトンボを捕らえることができず5匹ですが、実際はもっといました。
おそらく数100匹のチョウトンボを見ましたが、皆飛んでいるものばかり。かろうじて1匹、とまっているものを見つけました。その美しさには、目を奪われました。飛んでいるとわからない、金属光沢の群青色や紫色がまるで宝石のように輝いていました。
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