日本野鳥の会奥多摩支部スタッフ勉強会-奥日光
週末は、どこも雨でしたね。にも関わらず奥日光にて、日本野鳥の会奥多摩支部のスタッフの皆さんの勉強会でした。私は、戦場ヶ原をご案内し「野鳥の鳴き声の魅力と録音」をテーマに講演を行いました。
この日に決めたのは、梅雨入り前で天気が良いはず。ズミが満開で花のトンネルのなかでバードウォッチングを楽しめるはず。ノビタキ、ホオアカ、オオジシギなど草原の野鳥たちが迎えてくれ、戦場ヶ原がもっとも良い季節のはず。ただし、エゾハルゼミがうるさいかもと思っていました。
ところが、前日に関東地方は梅雨入りし、土曜日の昼に赤沼駐車場に着いたときは雨でした。早めのお弁当を食べて時間をつぶしていると、雨が止みさっそく戦場ヶ原を歩きました。ほぼスケジュールどおり歩いて、帰路につこうとすると雨が降り出してきました。なんと運の良いことでしょう。今回のスケジュールは、万事この調子で、雨にはあったものの雨の止み間もあり、その間に中身の濃いバードウォッチングを楽しむことができました。
ズミの花のトンネルを歩きました。
雨の中のノビタキ。
ズミの花にとまるニュウナイスズメ。
雨模様だと良いことがたくさんあることがわかりました。まず人が少ないことです。貸し切り状態の時もあって、野鳥を見放題でした。雨が止んで暖かくなったことでわかったのですが、エゾハルゼミの大合唱がうるさいのです。しかし、ほとんどの時間で静かでした。そして、この季節は雨にもかかわらず野鳥たちは忙しく活動は活発、見られるであろう野鳥たちはだいたい見ることができました。
日本野鳥の会奥多摩支部の皆さん、お疲れさまでした。お陰さまで、私はいつもは行かないもっとも良い季節の戦場ヶ原を楽しむことができました。
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