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2014年7月 5日 (土)

下村兼史さんと高野伸二さんのお墓参り-あきる野市

 いくら考えても、なぜお墓参りをすることになったのか良くわからないのですが、今日は下村兼史さんと高野伸二さんのお墓参りをいたしました。幹事役は、いつもお世話になっているS木♂さんです。それに加えて、バードフォトアーカイブスの塚本洋三さん、お友だちの菅野雄義さん杉崎一雄さん、そして私です。
  塚本さん、菅野さん、杉崎さんの3人は、戦後の日本野鳥の会東京支部を支えた鳥仲間です。塚本さんと菅野さんは、近代日本ではじめてソデグロヅルを高野さんといっしょに荒崎で確認した仲間。杉崎さんは塚本さんの妹さんとご夫婦という関係。さらに、菅野さんはS木♂さんの高校の生物の教師であり、菅野さんとの出会いが野鳥と付き合うきっかけとなったそうで、皆さんとてもご縁が深いのです。
 まずは、バードフォトアーカイブスのサイトで、記事になっているお二方のエピソードをご覧ください。
 菅野雄義さんについて
 http://www.bird-photo.co.jp/2_day_2013.html#2013_nov_2
 杉崎一雄さんについては、下記URLで2014 Janと2014 Feb
 http://www.bird-photo.co.jp/2_day.html
 いずれにしても、私の大先輩で、私が今あるのも皆さんのおかげということになります。
 ところで、下村さんのお墓はあきる野市にあるあきる野カトリック教会の墓所、高野さんのお墓も同じ市内の廣徳寺にあります。車での移動ならば、10数分しか離れていません。計らずも、野鳥カメラマンの巨匠がご近所で眠っていることになります。ということで、参加者の関係と墓参の意味をおわかりいただけたと思います。でも、なんで今日になったのか、わかりません。
 下村さんのお墓は、車でもきつい坂道を登ったところにありました。それだけに、見晴らしのよい墓所です。見下ろすと秋川の流れ、その向こうに陣馬山などに続く山並が広がっています。墓は、十字架が刻まれているだけでいたってシンプル、墓碑名はありません。かろうじて、横の花受けに下村家と娘さんの山本家の名前が小さく刻まれているだけです。
 そして、すぐ裏は横沢入里山保全地域です。行ってみますと、里山の風景が広がっていました。小雨のなか、ツバメが飛び交いガビチョウの声が賑やかでした。きっと、下村さんが生きていたら『或日の里山』という映画を制作したのではないでしょうか。
Simomura140705

 高野さんのお墓は、秋川の挟んで反対側に位置します。同じように高台にあり、秋川越しに奥多摩の山々が見えます。こちらも墓碑銘は、家名でなく「花群」と刻まれています。この文字は、薮内正幸さんが書かれたものだそうです。さらに、わかりにくいのですが、手前の左右に石には薮内さんのウソの絵が刻まれています。ここでは、キビタキのさえずりが聞こえ、境内にはコサメビタキがいました。いずれも、お墓の中からバードウォッチングを楽しめる環境です。
Takano140705

 小雨が止まないので、お寺の山門にゴザを敷いて、S木♂さんお手製のお握りなどでお昼です。これが、めちゃ美味しいのです。また、大先輩3人の思い出話にはわくわくさせられます。当時20歳台、1960年代の三宅島や荒崎、北海道のエピソードがぽんぽん飛び出てきます。そして、S木♂さんの波乱に満ちた半生も凄い。ときどき聞こえるキビタキやヒヨドリの声、美味しいご飯と素晴らしい仲間たちのトーク、最高のひとときでした。
 故人を偲ぶことから、こんなにも幸せな時間を過ごすことができるなんて思ってもみませんでした。
 皆さん、お疲れさまでした。

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