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2014年7月 4日 (金)

アカショウビン-羽黒山麓

  以前、カミさんが羽黒山の宿坊に泊まった時、朝アカショウビンの声で目が覚めてうるさかったとのこと。それでは、せっかく山形まで行くのだから羽黒山まで足を伸ばそうということになりました。重ねて、山形のバード・コンシェルジュのY川さんにガイドをお願いいたしました。
 Y川さんにアカショウビンの情報をおたずねすると、曖昧なご返事。情報がクローズされているのならば無理はしないでと伝えましたが、行ってみるとその理由がわかりました。アカショウビンは、どこにでもいるのです。それだけに、どこにいると明快に答えることができなかっただけのことでした。
 鳥取県の八東ふるさとの森のように、たった1番のアカショウビンに100名の野鳥カメラマンが集まるのならば、羽黒山周辺だけで数千人を集めることができるほどいます。情報が情報を呼び人を集めますが、それ以外のところは過疎っている情報化時代の不思議な現象です。といって、1,000人ものカメラマンが来たら困りますが。
 ところで、カミさんが泊まった宿坊は電話をすると満員。Y川さんからこちらもいるはずと教えてもらった国民休暇村もいっぱい。ということで、第三志望の羽黒山麓にある温泉を予約しました。
 行ってみると、山間にある小さな温泉宿でした。目の前には、米所の庄内平野が広がるロケーションです。宿に入り、昼寝をしようとすると、アカショウビンのさえずりが聞こえてきました。Y川さんのところからはサンコウチョウの声が聞こえ、おちおち昼寝もできません。あとで女将に聞いたら、今年の春には玄関の前にあるモミジの木に真っ赤な鳥がとまって驚いたとのこと。羽黒山周辺は、アカショウビンだらけなのです。
 というわけで、夜明け前に羽黒山頂に行く作戦を変更し、宿の周辺で録音することにしました。午前3時30分に起きて宿を出ると、まだ暗くカエルの大合唱です。明るくなるとともにヒヨドリが鳴き始め、にぎやかになります。そして、アカショウビンの声が近くの林から響いて来ました。さっそく録音です。
 PCM-D100で録音、少しボリュームをアップ、3,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。



 今まで何度かアカショウビンのさえずりを録音していますが、こんなに立て続けに鳴いた例は初めてです。以前、録音した音源では30秒ほどの間を空けて鳴いていました。そのため、間を詰めないと番組にはならないので困ったことがあります。また、録音自体は20分以上あり、この調子で30分近く鳴き続けていたことになります。
 やはり、密度が高いところでは良くさえずるのでしょう。私たちには、1羽の声しか聞こえませんでしたが、どこかで鳴き合う雄がいたのでしょう。そして、この音源でも3回サンコウチョウが後ろで鳴いています。サンコウチョウをバックにさえずるアカショウビンなんて、なんと贅沢な音でしょう。
 Y川さん、重ねてアカショウビンも楽しむことができました。ありがとうございました。

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