特集は古書-『野鳥』誌9/10月号
今月の日本野鳥の会の雑誌『野鳥』の特集は、古書です。
古書には、野鳥業界の財産ともいえる知識と経験といった情報が、秘められています。ネットでは得られない情報が書籍にはたくさんあることを知ってもらいたいと思って、私が執筆と蔵書の提供をいたしました。これは、かねてから編集担当のK島さんの温めていた企画で、美しい本で誌面を飾りたいという希望にそったものです。
たしか初めてお会いしたときから企画を打ち明けられて何度か打ち合わせをして、やっと実現した企画です。思い起こせば、2年越しになるでしょうか。それだけに、力のこもった内容で構成もレイアウトもとてもきれいにできました。と自画自賛しております。
日本野鳥の会の会員の皆さん、ぜひご高覧いただければ幸いです。
ただ、こういう企画をすると仲間から「おかげで古書の値段が上がる」と言われたことがあります。まあ、それくらいの影響力があれば、良いのですが。
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