サンコウチョウが渡っていく
都内の公園を歩いて見ました。この公園では、このところ渡り途中の夏鳥が見つかっています。キヤノンの7Dを持って、久しぶりに写真撮影モードでの探索です。
夏鳥を見つけるためには、まずシジュウカラの群れを見つけるのがポイントでした。とにかく、シジュウカラの群れに出会うまで、まったく鳥はいません。しかし、シジュウカラの数羽の群れを見つけると、いっしょにコゲラとヤマガラ、そしてメジロが行動しているのがわかりました。さらに、ヒヨドリの幼鳥1羽もいました。ときどき、シジュウカラの「ツッピン」が聞こえる程度で、静かに森の中を移動していきます。
これらの鳥が木々の間を渡っていくのを見ていると、翻るように飛ぶ鳥がいました。大きさはヒヨドリくらい。ヒヨドリは木のなかを飛ぶときは、直線的に飛行することが多いのですが、この鳥はクルッと枝にとまりました。ヒタキ類特有の動きです。よく見るとサンコウチョウでした。ただ、尾は短く褐色をしていて、目の周りのコバルト色も目立ちません。今年生まれの雌の幼鳥だと思います。
この後は、オオルリとキビタキの雌、ツツドリも見つけました。
昨夜のニュースは、奥日光では初氷と初霜を伝えていました。寒さに追われて、夏鳥たちの山から下りてきた感じです。
« 干潟はもう秋-谷津干潟 | トップページ | 今日のふなばし三番瀬海浜公園ーミユビシギ »
「観察記録」カテゴリの記事
- カワアイサのディスプレイ-日光(2021.02.24)
- キジバトのさえずり-染井墓地(2021.01.26)
- 頭の白いムクドリ-染井墓地(2021.01.23)
- ツグミの鳴き声-染井墓地(2021.01.07)
- 野鳥録音始め-スズメ(2021.01.03)
コメント