サンコウチョウが渡っていく
都内の公園を歩いて見ました。この公園では、このところ渡り途中の夏鳥が見つかっています。キヤノンの7Dを持って、久しぶりに写真撮影モードでの探索です。
夏鳥を見つけるためには、まずシジュウカラの群れを見つけるのがポイントでした。とにかく、シジュウカラの群れに出会うまで、まったく鳥はいません。しかし、シジュウカラの数羽の群れを見つけると、いっしょにコゲラとヤマガラ、そしてメジロが行動しているのがわかりました。さらに、ヒヨドリの幼鳥1羽もいました。ときどき、シジュウカラの「ツッピン」が聞こえる程度で、静かに森の中を移動していきます。
これらの鳥が木々の間を渡っていくのを見ていると、翻るように飛ぶ鳥がいました。大きさはヒヨドリくらい。ヒヨドリは木のなかを飛ぶときは、直線的に飛行することが多いのですが、この鳥はクルッと枝にとまりました。ヒタキ類特有の動きです。よく見るとサンコウチョウでした。ただ、尾は短く褐色をしていて、目の周りのコバルト色も目立ちません。今年生まれの雌の幼鳥だと思います。
この後は、オオルリとキビタキの雌、ツツドリも見つけました。
昨夜のニュースは、奥日光では初氷と初霜を伝えていました。寒さに追われて、夏鳥たちの山から下りてきた感じです。
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