ふなばし三番瀬海浜公園
本日は、千葉県船橋市にあるふなばし三番瀬海浜公園へ。
午前10時に到着すると50人ほどの集団に遭遇、話かけたら日本野鳥の会富士裾野支部の方々でした。干潟は、まだ満ちていて、シギやチドリの影もありません。
波打ち際にトウネンが1羽いて、これが警戒心のない個体でしたので、カメラに囲まれていました。しかし、あとでヨーロッパトウネンのウワサがあったので、よく見ると初列風切羽が尾羽より長いというヨーロッパトウネンの特徴がありました。
これを教えてくれたのが、柚木さんの偲ぶ会でお会いしたS津さんでした。S津さんからは、1975年に行われた蒲谷鶴彦先生主催の三宅島の録音ツアーでアルバイトで同行、そのときの貴重な写真を見せていただいたことがあります。その記事は下記URLです。
http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2011/11/-1975-453c.html
しかし、なかなか潮が引きません。ヒマなので、東側の堤防に行くと、ここにも1集団がいました。中野泰敬さん率いるワイバードのツアーの方々でした。今日は鳥よりも人との出会いが多いですね。
12時頃になって、やっと干潟が顔を出し始めました。しかし、肝心の鳥がやってこないです。かろうじてやって来たのは、オオソリハシシギが4羽、キアシシギ1羽、ダイゼンが10数羽、ハマシギ1羽、ソリハシシギ数羽といったところです。ミヤコドリは、10数羽の群れが沖合を飛んで行き、干潟には下りないで姿を消してしまいました。今は秋の渡りの最盛期のはずなのですが、寂しい限りです。
おかげで、いろいろな方と旧交を温めたり、貴重なお話しを聞けたりして、秋の日を一杯に浴びることができた一日でした。
潮が引かないので、海の大きさがわかります。
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