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2014年9月23日 (火)

今日のふなばし三番瀬海浜公園ーミユビシギ

 先日、人だかりがしていたヨーロッパトウネンは、トウネンのウワサが流れて人気なし。今日、人が集まっていたのはハシブトアジサシでした。50人ほどの人垣ができていたました。
 私がはじめてハシブトアジサシを見たのは、1970年10日6日ですから45年ぶりに再会です。たしか日本初記録だったと思います。場所は、当時オリエンタルランドと呼んでいた埋め立て地で、現在の東京ディズニーランドのあるところでした。このハシブトアジサシは、冬羽な上に遠くを飛ぶだけで識別には苦労しました。確認できたのは高野伸二さんとごいっしょできたからで、とても私一人では無理な状況でした。フィールドノートには、私も含めて9名の名前が書かれています。当時としては、これもでかなりの人出であったことになります。
 さて、ハシブトアジサシは鳴くこともないだろうと、ミユビシギと遊びました。波といっしょに声を録ろうと、干潟にしゃがんでいるとどんどん近づいて来るのには驚きました。

Sanderling140923

 ヒタヒタという足音が録れていないかと思ったのですが、さすがこれは無理。鳴き合う声のみでした。PCM-D100で録音、ボリュームの増幅、2,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
「Sanderling140923_004e.mp3」をダウンロード

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コメント

松田道生さま、

お久しぶりです。神戸です。貴重なお話をいつも楽しく拝見しています。

座っていると近寄ってくるミユビシギを観察なさっている風景、とてもいいなぁと思います。

昔の方も「浜千鳥」などは、きっとこのように楽しまれたのかな?なんて想像してしまいますね。

こういうのが贅沢だと、つくづく感じてしまいます。

「戦う人」と「四畳半」の内容にも共感です。いろいろな楽しみ方はあるとは思いますが、鳥を楽しむことは何はともあれ鳥がいてできるものであることを、忘れたくないです。

神戸宇孝様
 毎度、コメントありがとうございます。
 いろいろ書いていても反応がないので不安ですが、こうしてコメントをいただけると励ましになります。
 これからも、よろしくお願いいたします。

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