図鑑三昧-千葉県立中央博物館
今日も予報がはずれて雨となりました。予定していた六義園のセンサス調査を断念して、千葉県立中央博物館で開催されている図鑑の企画展へ行ってきました。以前、記事でご紹介した書籍『図鑑大好き!: あなたの散歩を10 倍楽しくする図鑑の話』がらみの展示会です。
http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2014/06/10-8c6e.html
実は、企画展は7月から開催されていて、行こう行こうと思っているうちに残りはあと10日余りとなってしまいました。ちなみに、私の蔵書からお貸しした高野伸二さんの”ピーターソン図鑑”と歌麿の『百千鳥』が展示されています。
これだけ生き物の図鑑が並んでいるのも壮観です。不思議なのは、昔の図鑑ってどうしてこうも魅力的に見えるのでしょうか。現在と比べれば、知識は劣っていたと思いますし、印刷技術も稚拙なはずです。ところが、時代がかった絵や造本の味がなんとも言えないのです。本を開くことで生き物への世界の扉が開き、わくわくとさせられる度合いが古い図鑑ほど大きいのです。懐古趣味だと言われてしまえばそれまでですが、図鑑という大仕事に取り組んだ意欲と誇りを感じるのは私だけでしょうか。
鳥類の3大図鑑も展示されています。
こんな貴重な本に触って良いのと思いながら実際に手に触れられるのも、この展示会の魅力です。
展示会の概要は下記。
■企画展「図鑑大好き!〜ダーウィンからはじまる100の図鑑の話〜」
第1企画展示室を中心に、本館にて開催
開催日時:平成26年7月19日(土) 〜 10月13日(月祝)
千葉県立中央博物館のURL
http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=57
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