嵐の前の静けさのなかで-日光
明日、日曜日は日光野鳥研究会の自然観察会の予定、そのため金曜日から日光入りをしていました。ところが、台風18号の来襲で荒天がみこまれるため、観察会は中止といたしました。おそらく、今週末に予定されているイベントの多くが、同じような苦渋の選択を迫られていることと思います。
本日、朝起きると晴れの予報がはずれ、日光連山は黒い雲に覆われています。今にも雨が降りそうな雰囲気でした。ということで、今日はいつもの散歩コースを歩いてみました。JR日光駅の裏から大谷川を渡り、東電池をのぞき、霧降道路を横切り、鳴沢を渡り、乗馬倶楽部で一休み。木彫りの里、小倉山の探索路を通って霧降大橋を渡り日光駅に戻りました。およそ2時間半、約8,500歩のコースです。
大谷川の川原では、ノビタキがいました。東電池は、コガモの群れが入り、カルガモ、キンクロハジロ、マガモと言った常連が顔をそろえています。雑木林を抜けていくと、シジュウカラの群れに出会いました。10数羽の群れが、鳴き合いながら近づいてきます。さっそく録音機を構えて待ちます。鳥たちは、すぐ近くまでやって来てくれました。「ブルル」という羽音が聞こえ、「コツコツ」という実をつつく音も聞こえます。鳥に取り囲まれた至福の時です。
そのときの音です。PCM-D100で録音、ボリュームはそのまま、4,000Hz以下のノイズの軽減、軽くノイズリダクションをかけています。
「tit141004.mp3」をダウンロード
乗馬倶楽部の新しくなったテラスに腰かけていると、カケスが東から西へ鳴き合いながら飛んでいきます。30分くらいの間に10羽は飛んでいたでしょうか。あの頼りない飛び方で、どこまで行くのか気になるところです。
秋の散歩のバードウォッチング、天気はイマイチでしたが、野鳥たちのとの出会いを楽しめました。
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