木部一樹さんの個展-明日まで
本日は、銀座で開催されている木部一樹さんの個展に行ってきました。木部さんとは、蒲谷先生の著書『日本野鳥紀行 東北関東編』(小学館・1998年)でイラストをお願いした以来のお付き合いです。
今回は、「冬隣り-深冬の鳥景色」というタイトルで冬景色のなかの鳥たちがたくさん展示されています。荒波のなかのウミウ、断崖のハヤブサ、斜光のなかのカワセミなど、光と影のなかに鳥を置くことで、より生き生きとした感じに仕上がっています。木部さんの絵の良い所は、鳥と風景のタッチに差がないことです。鳥はしっかり描かれているのにとまり木、あるいはバックの風景が残念という絵が良くあるのですが、木部さんの絵は画面の隅々まで同じ調子で描かれ、手抜きがないのです。ですから、見れば見るほど発見のある絵でもあります。こんなところに羽が落ちている、こんな所に花が咲いていると見つけることができます。ですから、絵の中で自然の発見が楽しめることになります。
どうぞ、銀座にお出での節は、ご覧いただければ幸いです。ただし、開催は明日まで。 画廊の場所は、歌舞伎座の隣という位置。歌舞伎座に向かって右の路地を入って、右側にあるビルの2階。ビルには大きく医療ビルの看板、ガラス窓に煉瓦画廊の文字がありますので、すぐにわかると思います。最終日となる明日の開催時間は11:00~17:00です。
写真は木部さんです。今日も二日酔い気味でした。
以下は、画廊の情報です。
〒104-0061東京都中央区銀座4-13-18
医療ビル2F
銀座煉瓦画廊(歌舞伎座横・木挽町通り)
電話:03-3542-8626
http://ginzarengagarou.com/
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