ソウシチョウ来訪-六義園
ちょっと、ご無沙汰だった六義園をK藤♂さんと歩きました。アオジ、クロジ、ウグイス、シロハラがいて、冬鳥と山から降りてきた漂鳥たちがそろいつつありました。
ヒヨドリの声のにぎやかな中に、聞き慣れない声が聞こえてきました。さっそく録音機を向けて録音しました。PCM-D100で録音。ボリュームのアップ、3,000Hz以下のノイズをかなりカット、ノイズリダクションを強めにかけています。
「Red-billedMesia141110.mp3」をダウンロード
ソウシチョウのさえずりでよろしいかと思います。この後、かなり間をあけてもう一声鳴いてくれました。合計3声でした。ソウシチョウは一年中さえずりますが、秋はさすがに頻度は少ないですね。
過去の記録を見たら、六義園では2006年10月19日に数羽のソウシチョウが記録され、六義園初記録となっています。そして、年内は滞在しました。この年は、都内の各地の公園でも記録され、宇都宮付近の知人の家でも見られました。この時は、ソウシチョウがいっせいに勢力を伸ばしたような印象がありましたが、今年はどうなることでしょう。
以前、DSのソフト『にっぽんの野鳥大図鑑』にソウシチョウやガビチョウを収録したら「野鳥でないのに登録されているのは良くない」というレビューがありました。ソウシチョウやガビチョウの問い合わせが多いことをご存じないのですからしたかありませんが、野外で聞くことの可能性の高い声を収録しなくては図鑑の役割を果たせないのことになります。
ということで、このさえずりを聞いたらソウシチョウです。あまり知られていませんので、聞き逃す可能性があります。外来種の動向を知る上で、貴重な記録を見逃し聞き逃さないように、もう少しクリアに録音できた音源をアップしておきます。
「Red-billedMesia-S-120626.mp3」をダウンロード
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