初冬の中禅寺湖南岸を歩く
週末は日光でした。土曜日午後はだいや川公園を歩きました。日曜日は、日光野鳥研究会の自然観察会で中禅寺湖の南岸を皆で歩きました。
寒かったです。まだ、身体が寒さに慣れていないからでしょうか。防寒は、ヒートテック+厚いフリースと羽毛服という中の下ランクの準備だったのですが、中の上ともう2ランク上げても良かったです。
日曜日は、午前9時30分から開始でしたが、風もあってなおさら寒かったです。寒いと鳥も出てきません。おかげで、植物や菌類の観察をしながら歩きました。昼を過ぎると少し温度が上がってきて、それに伴い野鳥たちも行動を始めました。お弁当を食べている会員のO島さんの1mほど後ろにアトリがやって来たのは、そんな時でした。鳥にいちばん近いO島さんなのですが、皆に動かないで言われて見ることができません。思う存分、写真が撮れてやっと動くのを許されました。この後も、エナガやコガラのカラ類の群に囲まれたり、カケスが頭の上に来てくれたりして、平均すれば上々のバードウォッチングを楽しめました。
この日の記録で気になったのは、中禅寺湖にカンムリカイツブリがいたことです。私の記録では初めてです。仲間も、ここでは見たことのある人はいませんでした。カワウが増えて定着し、そのあとアオサギが増えて来ました。それを、追随するようにカンムリカイツブリがやって来たことになります。加えて、カワアイサも増加傾向にあります。いずれも、大型の魚食性の鳥たちです。
単純に魚が増えていることになるのでしょう。鳥を見ていると、湖の自然が変化していることが実感できます。
写真は、雪雲が抜けると雪化粧して顔を出した白根山です。
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