六義園ボランティアガイド研修会
本日は、六義園のボランティアガイドの方々にバードウォッチングの手ほどきをいたしました。毎年、この時期に新人を中心に研修会を行っています。六義園の野鳥について知りたいという希望が多く、私がお手伝いをしています。
このところ、フィールドワークは天気に恵まれないことが多いのですが、今日は良い天気でした。暖かい日差しはまぶしいくらいで、春めいていました。おかげで、シジュウカラのさえずりを聞くことができ、満開のウメの花に集まるメジロを観察することができました。写真は、梅林でメジロを見ている皆さんです。
参加者全員がバードウォッチングの初心者なので、基本中の基本である双眼鏡の使い方から野鳥の見つけ方を指南しました。六義園でガイドをしてれば、池のカモやサギ、芝生のツグミやムクドリがとうぜん目に付きます。そのため、お客さんから鳥の名前を聞かれることもしばしばあるそうです。そこで鳥の名前を教えられたら、かっこう良いと一生懸命メモをとり勉強されていました。
以前、モノの名称は頭に入っている言葉に置き換えられるという話をしました。キンクロハジロなんて長ったらしい名前を1度聞いたくらいでは覚えることはできない、知っている言葉に聞こえてしまうので”きんちゃくはげろ”と覚えられてしまったいう話です。今日は、シンクロハジロと覚えられてしまいました。たしかに、キンクロハジロたちは、皆同じ方向に並んで浮かび、シンクロしていました。
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