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2015年5月

2015年5月30日 (土)

ノジコとアオジのさえずりの区別-大巌寺高原

 栃木県日光だと、ノジコは市街地を流れる大谷川や流れ込む沢の周辺にいます。アオジは、いろは坂を登った戦場ヶ原にいるので、おおむね標高1,000m以下はノジコ、以上はアオジと見当を付けて聞き分けることができます。
 ところが、先日訪れた新潟県大巌寺高原は、アオジとノジコがいっしょにいました。ノジコだと思って一生懸命録音をしていたら、義弟からアオジだと教えられました。似たようなさえずりの鳥同士だと、お互いに影響しあって同じような声になってしまう例です。さらにホオジロもいるのですから、かなり慎重に識別しないと間違えそうです。
 姿を確認して録音したノジコのさえずりです。


  PCM-D100で録音。3,500Hz以下のノイズを軽減、ボリュームを合わせています。さらに、ノイズリダクションをかけています。
 ホオジロは、声が低め、同じ節で鳴き続けることで区別できると思います。問題は、ノジコとアオジの決定的な違いを見いだせないでいます。どちらも、同じ節を繰り返すのですが、ときおり変化をつけた節を入れます。今までは、ノジコは「チリリリ」という鈴を振るような音があるというのがポイントだと思っていましたが、アオジもときおり鈴を振るような音をいれることがありました。
 鳴き方の違いは、アオジのほうがゆったりとした節回し、ノジコは比較して早口で鳴くことでしょうか。また、音質が違うように感じます。これは、音の幅の違いではないかと思います。たとえば「チーッ」という音がアオジは3,500~5,500Hz、ノジコは3,500~7,500Hzとノジコのほうが幅が広い上に高いところまで音があります。これが、音質の違いになると思いますが、実際野外で聞き分けるのは慣れないと難しいです。
 生息地の違いも感じました。ノジコは農耕地にある樹木や林縁部、アオジは明るい林の中で、より木の多いところにいるという印象がありました。このあたりを目安に、不安なときは姿を確認するという慎重さが必要だと思いました。
 お陰さまで、耳の良い練習になりました。

2015年5月29日 (金)

オオコノハズクが鳴いた-大巌寺高原

 義弟から「切符から宿、レンタカーの手配までするから」と、新潟県南部にある大巌寺高原に行かないと誘われました。そこまで言われて、断る理由もないと、久しぶりの遠出です。
 大巌寺高原周辺では、松之山温泉が知られている地名でしょう。バードウォッチャーには、アカショウビンやブッポウソウがいるところとして、有名なところです。写真を撮る人にとっては、棚田などの風景が人気がある場所だそうです。
 今回は、ノジコ1本狙いです。私のノジコのコレクションは、もうひとつ山を越えた高柳町での録音がある程度です。もっともさえずりの美しいホオジロ類と蒲谷鶴彦先生が絶賛されたノジコを、極めたいと思っての来訪です。
 大巌寺高原は、宿の前にも雪があるし谷間には雪がたくさん残っていました。ミズバショウ、ショウジョウバカマが咲き、フキノトウとツクシが顔を出したという季節。やっと春を迎えたという感じです。それなのに、宿のまわりでツバメが飛びまわり、森ではキビタキがさえずっているのですから、不思議な感じです。
 たしかにアカショウビンの多いところで、朝はアカショウビンのさえずりで目が覚めました。時計を見たら午前4時、出遅れました。
 しかし、例によって5台の録音機をタイマーと長時間で置いてありますので、なんとかなるでしょう。ということで、アカショウビン狙いで置いた湖の畔の録音機になんとオオコノハズクの木魚鳴きが入っていました。
 YAMAHA W24でタイマー録音。午前3時~6時の設定で、開始から4時45分まで断続的に入っていました。オオコノハズクの音域の多少ボリュームを増幅しています。それでも聞きづらい声なの耳を澄ませて聞いていただければと思います。機材によっては聞こえないことがあるかもしれません。予めご了承ください。



 栃木県の録音より遠く感じます。距離は、50m以上でしょうか。現場にいたら聞こえないかもしれない小さな声です。あいかわらずデリケートな音です。およそ1時間45分にわたって入っていますが、その間、鳴き声の位置は変わっていません。同じ場所で、鳴き続けています。
 栃木県北部も、山のなかの湖沼です。周辺には広葉樹の森に覆われて急峻な山が巡っていることも共通しています。また、コノハズクも鳴いていて夜の鳥が豊富な印象も共通事項です。このような環境は、まだ日本の山地にありそうです。オオコノハズクは、夜間に録音をすればもっと見つかるもしれませんね。

2015年5月25日 (月)

長時間録音の楽しみは謎の声

 タイマー録音や長時間録音の面白いところは、謎の音や声が録れることです。
 珍鳥であるかもしれないし、当たり前の鳥が変わった鳴きかたをしているかもしないなど、興味は尽きません。また、哺乳類の鳴き声については未開拓な部分が多いので、なかなか解明できないもどかしさもあります。でも、謎の声が録れるたびに、熱くなれます。
 だいたい声が録れれば、鳥かケモノかくらいの判断ができるのですが、先週末の日光で録れた声は検討がつきません。場所は霧降高原、標高1,400mほどから谷間に向けて録音機を置きました。この録音機に午後9時頃に入っていた声です。周辺の環境は、広葉樹の森のなかにモミのような針葉樹が点在し、林床はササがあります。哺乳類では、シカ、サル、アナグマ、テンを見ている場所です。タヌキ、キツネ、そしてツキノワグマもいることでしょう。
 OLYMPUS LS14で長時間録音。2分間にわたって鳴いている一部を切り取り、声と声との間隔を詰め、ボリュームのアップしています。



 声の調子が急に変わるので、2羽あるいは2匹が鳴き合っているようにも聞こえます。
 夜の谷間で、鳴き合う声。この音から推測できる生き物は?
 こうして、想像するだけでも楽しくなります。

2015年5月24日 (日)

今年もオオコノハズク

 身体がいくつもあっても足りない、この季節。週末は、日光でした。
 自分のフィールドも気になるし、私の誘いも断れないというS木♂さんをご案内いたしました。私自身、日光の中では戦場ヶ原や霧降高原、そして栃木県北部の夜の鳥ポイントをチェックしなくてはなりません。
 まずは、霧降高原ではOLYMPUS LS14とYAMAHA W24をしかけて長時間録音です。昨夕設置、今朝回収してきました。そして、北部の夜の鳥ポイントは実際に行き、SONY PCM-D100を手持ちで録音することにしました。さらに、この途中では前回ミゾゴイを見ていますのでYAMAHA W24を2台往路に置いて、帰路に回収をすることにしました。
 身体は1つしかありませんが、録音機は予備1台を含めて6台あります。総動員です。
 S木♂さんには、オオコノハズクの飼育個体の録音でお世話になり、私としてはぜひ野生の声を聞かせてあげたいと思ってのご招待です。
 毎度お世話になっているA部ご夫妻のご案内で、マーケットで仕入れた夕食の弁当を持って、夜の鳥ポイントへ行きます。およそ20日前に行ったときは、コノハズクは良く鳴いてくれたのですが、オオコノハズクは聞くことはできませんでした。しかし、一晩置いた録音機には入っていました。今年何度も通っているA部さんも、今年はまだ聞いていないとのこと。わざわざS木♂さんを招待しているだけに不安が残ります。
 見事な夕焼けに見とれていると、あっという間に暗くなり1番星と三日月が輝き始めました。遠くで、コノハズク、ジュウイチ、ヨタカが鳴き始め、夜の鳥の時間となりました。しかし、オオコノハズクの声は聞こえません。
 S木♂さんがコノハズクの鳴きまねの練習を始めたところ、A部♀さんが「オオコノハが鳴いている!」とのこと。耳を澄ますとかすかに聞こえます。毎度、A部♀さんの耳は凄い。S木♂さんもうなずきながら、声のする方向に録音機を向けています。ほっとする瞬間です。私自身、多くの方に招待されますが「鳴かなかったらどうしよう」という不安があるはず。ですから、鳥が鳴いてくれたときは皆さん、ほっとした笑顔をしてくれます。今日は、私がする番でした。
 PCM-D100で録音。オオコノハズクの音域のボリュームを少しアップ。実際は、もっとかすかに聞こえます。ヨタカとタゴガエルの声が、聞こえます。



 今年も木魚鳴きは健在、それも去年とほぼ同じところから聞こえてきます。飼育個体では、雄が巣箱の中から顔を出して鳴いていました。場所が固定されているということは、巣穴があるのでしょうか。星空の元、皆でオオコノハズク談義に花が咲きました。

2015年5月20日 (水)

「朝の小鳥」スタジオ収録-手賀沼の鳥たち

 今日は、文化放送で「朝の小鳥」のスタジオ収録でした。
 6月放送分のテーマは千葉県我孫子市にある手賀沼の鳥たちです。我孫子市手賀沼と言えば毎年、秋に行われるジャパンバードフェステバルの開催地として、バードウォッチャーには知れ渡っています。
 ところで、昔は手賀沼にしかいない鳥がいて、わざわざ見に行ったものです。その代表がオカヨシガモです。そして、繁殖しているオオバンも近くの印旛沼も含めて、わざわざ見に行ったことがあります。いずれも、今ではどこでも見られる鳥になってしまいましたが、当時は貴重でした。
 そして、今でも関東地方では手賀沼限定なのがコイカル。去年、訪れて録音できました。来月の「朝の小鳥」は、これらの音源を元に構成。広々とした手賀沼の雰囲気が、なかなか表現できず苦労いたしました。
 なお、6月の放送内容は下記の通りです。
6月 7日 コイカル
   14日 オオヨシキリ
   21日 ホオジロ
   28日 オオバン

2015年5月19日 (火)

Wi-Fiで写真を撮る-LUMIX DMC-TZ70

 新しく買ったデジカメ、LUMIX DMC-TZ70にWi-Fiのマークの付いたボタンがありました。カメラで撮った画像をスマホやPCに送ったり、リモートで撮影ができるとあります。さっそく試してみました。
 まず、受けるほうのiPodにメーカーのサイトに行って、操作のためのアプリをダウンロードしインストールします。iPodのWi-Fiの設定で、TZ70というポイントを選びます。
 そして、ベランダにカメラを置いて、部屋の中からiPodで操作して撮影してみました。ちょうど、今年初めてのスズメの雛がやって来たところを撮影することができました。
 カメラのシャッターはもとよりズームも操作ができました。ただ、広角に設定して近くに来たらズームしてアップと思ったのですが、レスポンスが悪く、操作のタイミングが合いません。また、シャッターもちょっと遅れて落ちるので、タイミングを逸します。ただ、枚数は何枚も撮れますから、数撃てば当たる感じで撮ってみました。
 スズメの親子です。
Treesparrow150518

 iPodでの操作画面です。
Ipad150518

 ご覧のように、鳥が警戒することなく自然なシーンを撮ることができました。
 ただ、電波を飛ばすためにバッテリーの消耗が激しいです。目に見えて、減っていきました。電波を飛ばせる距離は、6~7mと言ったところ。室内では、まずまずの距離ですが、野外ではどれだけ意味があるのか微妙な距離ですね。
 いろいろ工夫して、少しでも鳥を驚かさないで撮影する機能として活用できれば良いですね。

2015年5月18日 (月)

柳生慎吾さんのお別れ会

 本日は、八ヶ岳クラブで行われた柳生慎吾さんのお別れ会に行きました。
 柳生博会長からは「日本野鳥の会の役員で八ヶ岳クラブに来ないのは、お前だけだ!」と言われ続けていました。しかし、息子さんのお別れ会で行くことになろうとは、思いもよりませんでした。
 八ヶ岳クラブは、小淵沢駅から車で30分ほどの別荘地にあります。八ヶ岳山麓は、ちょうど新緑を迎えたばかりで、風景はやさしい黄緑色に包まれていました。会長と慎吾さんが作った森の中を歩くと、遠くでオオルリとキビタキのさえずりが聞こえ、近くでイカルも鳴いてくれました。また、渡って来たばかりのホトトギスの鳴いていました。八ヶ岳山麓が、もっとも素晴らしい季節を迎えたことになります。
Owakarekai150518

  3つある駐車場は満杯、参列者の列は数10mとなり、2,30分並ばないと献花ができないほど。慎吾さんの交流の広さと幅の厚さを物語っていました。そして、輝く新緑の中でのお別れ会、このギャップが悲しみを増幅させます。
 それにしても午後1時から数時間にわたって行われる、お別れ会で参列者に1人1人にお礼をする柳生会長の姿には心を打たれました。
 柳生慎吾さんのご冥福をお祈りいたします。

2015年5月17日 (日)

オオタカの巣立ち成功!・追記あり

 昨日は、この間一声だけ録音できたオオタカポイントへ。午前中早くは、雨模様でしたので、到着は午前11時となりました。
 この前、鳴き声が聞こえた茂みに向けて録音機を置いて鳴くのを待ちます。ふと気がつくと、ヤナギの木にオオタカの雄がとまっているのが見えました。録音機をそちらに向けて、待つことにしました。30分はじっととまっていたオオタカ、飛び立つ時も鳴いてくれません。その後、姿が見えなくなりしましたが、またもとのヤナギの木にとまるなど、昨日は姿をよく見せてくれました。しかし、鳴いてくれません。
 待つこと3時間30分。午後2時30分になって、今日はダメかと後片付けを始めると、この間の茂みから声が聞こえてきました。
 PCM-D100で録音、1,500Hz以下のノイズの軽減、ボリュームを少しアップ、ノイズリダクションをかけています。



 聞く限り、猛禽類の声です。オオタカの雄は、同じヤナギの木にとまったままで鳴いていません。ただ、キジバトにアタックするなど、妙に活動が活発になっています。
 この声は、午後2時40分から鳴き始めて3時15分まで鳴き続けました。なんと30分以上鳴いていたことになります。はじめは雌の声かと思いました。しかし、家に帰ってから、以前に明治神宮で録音したオオタカの幼鳥の声と比較したら一致いたしました。オオタカの幼鳥の声に間違いありません。
 幼鳥なのですから、餌をもらうために長く鳴いたわけです。どうも、ハシブトガラスと同じで巣の中ではあまり鳴かず、巣立つと親鳥と鳴き声でさかんにコミュニケーションをとるようです。そして、その声にうながされて雄の活動が活発になったのでしょう。幼鳥が「お腹が空いた」と鳴き続けていたと考えれば納得ができます。
 正直、こんな都会の真ん中の狭い緑地で、オオタカが巣立つとは思ってみませんでした。巣が見えないので確認のしようがなかったのですが、幼鳥の声から繁殖しているのは確実、さらに巣立ったと言えるでしょう。
 N藤さん、重ねてお礼申し上げます。また、オオタカの幼鳥の巣立ち、おめでとうございます。
追記
 東京のオオタカの動向を調べているM村さんから「5月中旬は抱卵期または巣内育雛期で巣立ちは早すぎる。雛は巣内でも鳴く」とのご指摘を受けました。考えてれば、鳴き続けた30分以上、声は移動していません。また以前、幼鳥を明治神宮で録音したときは、5,6分で移動して鳴いていたことを思い出しました。ということで、巣立ちはまだの可能性があります。誕生おめでとうということにしたいと思います。

2015年5月16日 (土)

デジスコ通信に投稿-野鳥産業が成り立つ時代

 私は、野鳥業界という言葉を良く使います。たとえば日本鳥類保護連盟や日本野鳥の会を退職したときも、業界からは身を引いていないので、ちっとも退職した気にはなりませんでした。
  そして、業界がある程度大きくなって野鳥産業という言葉を使っても良いのかなと思うようになりました。この業界が成熟し、産業として成り立つ時代になれば、野鳥の保護がどのように展開していくのか、ちょっと考え「デジスコ通信」に寄稿しました。
 下記URLで、読むことができます。
   http://www.digisco.com/mm/dt_86/toku1.htm

2015年5月12日 (火)

何かが道をやって来た

 先日の『数打ちゃ当たるタイマー録音』の記事のなかの「6時27分に哺乳類と思われる謎の声が入っていました」の謎の声が気になるというメールをいただきました。こんな声です。
 YAMAHA W24で録音、ボリュームを少しアップ、ノイズリダクションをかけています。



 置いてある録音機に向かって歩いてきて、小声で鳴いたあとに録音機の前で大きな声で鳴き鼻息をかけ、さらに鳴いてくれました。
 ドスドスというような大きな足音がしていないので、ツキノワグマはもとよりシカではないと思います。サルの声は、だいたいマスターしているので違うと思います。キツネ、タヌキ、アナグマでしょうか。あるいは、もっと小さいテンの声の可能性もあります。哺乳類の声って、情報が少なくて確認するのが難しいですね。

2015年5月11日 (月)

早春から初夏-さえずりの変化を波形で表す

 やっと日光通いが復活して、野鳥たちの録音を楽しんでいます。早春から初夏へ季節は移り、野鳥たちのさえずりも変化して行きます。これを、波形で見たらかなりの違いがありました。
 比較した素材は、日光の別荘地のはずれにYAMAHA W24を置いてタイマー録音した音源です。それを波形表示して比較します。ステレオを見やすいようにモノラルにしています。どちらも午前4時~6時です。
4月19日午前4時
Chorus1

5月1日午前4時
Chorus2

 上が4月19日、下が13日たった5月1日。およそ2週間、半月の違いです。日の出時間は、4月19日が午前5時、5月1日が4時47分です。ひとめで、下のほうが賑やかなのかがわかると思います。また、4月は鳴き始めが日の出前10分、5月は30分前に始まっていることがわかります。
 なお、4月の最初の波形はセンダイムシクイ、そのあとの細かい波形もセンダイムシクイ、大きな波形のいつくかはハシブトガラスでした。5月は最初はオオルリ、次の大きな波形はウグイス、センダイムシクイ、エゾムシクイ、アカゲラも混在しています。いちだんと大きな波形はカケスで、そのあとまたオオルリ、最後の大きめの波形はキビタキ。このあいだにも、シジュウカラやコガラが遠くで鳴いています。   早春の留鳥たちのさえずりも好きですが、夏鳥も加わったコーラスは野鳥録音の醍醐味、何度聞いても、何回録音しても飽きません。

2015年5月 6日 (水)

オオタカ鳴き声、録音成功

 本日は、N藤さんから情報をいただいたオオタカの声を録りに行きました。えっ、こんなところで繁殖しているのと思う住宅地のど真ん中でした。23区内で、まわりにはマンションや工場、大きなマーケットがあります。オオタカの巣があるとされている緑地は、まるで取り残されたように放置され、クスノキ、ヤナギ、アカメガシワなどの樹木が生い茂っていました。
 到着したのは午前10時頃、すでにN藤さんをはじめ数人のカメラマンがいました。風の吹き抜けない日陰で小1時間待ちましたが、一声も鳴かず。姿も見えません。あきらめて、カメラマンのオジさんたちも帰って行きます。
 オオタカは、まだ抱卵中で活動がそれほど活発でないステージなのでしょう。こちらも、そろそろ引き上げようかと撤収の準備をしていると、すぐそばの木の中から、鋭い声が聞こえてきました。オオタカの声です。さっそく録音しました。
 PCM-D100で録音、1,500Hz以下のノイズの軽減、ボリュームを少しアップ、ノイズリダクションをかけています。



 久しぶりにオオタカの声を録音することができました。今までにない近い距離で鳴いてくれたので街の中とは思えない、クリアな音にすることができました。
 N藤さん、ありがとうございました。 

2015年5月 4日 (月)

ハシブトガラスの雛の鳴き声

 ハシブトガラスの雛は、巣立つとうるさいほど鳴きますが、巣の中で鳴くことは稀です。そもそも、親鳥が食べ物を運んでくる回数が少ないので、雛が餌をねだって鳴くことも少ないことになります。普通、小鳥の雛は「ピーピー」鳴いて親鳥の注意を引き、食べ物を得ます。ハシブトガラスの雛も高い声で鳴くのか気になっていました。しかし、なかなか鳴いてくれないので聞くことも録音する機会もありませんでした。
 今回、近くの公園でハシブトガラスの巣を発見、雛もいます。ということで、昨夕から今朝にかけて、タイマー録音をしかけました。昨日の日没は午後6時30分頃ですので、5時~8時まで設定。今朝は、日の出が午前4時45分頃なので4時~7時まで設定。雛たちの夕食と朝食風景が録れればと思っての時間です。
 YAMAHA W24で録音。ボリュームを少しアップ、500Hz以下のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。



 頻繁に鳴いているのが雛の声、大きな声が親鳥の声でよろしいかと思います。雛は、くごもったような声であまり目立ちません。声が目立たない分、口のなかの赤い色を親鳥に見せてアピールしているのではないかと思います。

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