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2015年5月24日 (日)

今年もオオコノハズク

 身体がいくつもあっても足りない、この季節。週末は、日光でした。
 自分のフィールドも気になるし、私の誘いも断れないというS木♂さんをご案内いたしました。私自身、日光の中では戦場ヶ原や霧降高原、そして栃木県北部の夜の鳥ポイントをチェックしなくてはなりません。
 まずは、霧降高原ではOLYMPUS LS14とYAMAHA W24をしかけて長時間録音です。昨夕設置、今朝回収してきました。そして、北部の夜の鳥ポイントは実際に行き、SONY PCM-D100を手持ちで録音することにしました。さらに、この途中では前回ミゾゴイを見ていますのでYAMAHA W24を2台往路に置いて、帰路に回収をすることにしました。
 身体は1つしかありませんが、録音機は予備1台を含めて6台あります。総動員です。
 S木♂さんには、オオコノハズクの飼育個体の録音でお世話になり、私としてはぜひ野生の声を聞かせてあげたいと思ってのご招待です。
 毎度お世話になっているA部ご夫妻のご案内で、マーケットで仕入れた夕食の弁当を持って、夜の鳥ポイントへ行きます。およそ20日前に行ったときは、コノハズクは良く鳴いてくれたのですが、オオコノハズクは聞くことはできませんでした。しかし、一晩置いた録音機には入っていました。今年何度も通っているA部さんも、今年はまだ聞いていないとのこと。わざわざS木♂さんを招待しているだけに不安が残ります。
 見事な夕焼けに見とれていると、あっという間に暗くなり1番星と三日月が輝き始めました。遠くで、コノハズク、ジュウイチ、ヨタカが鳴き始め、夜の鳥の時間となりました。しかし、オオコノハズクの声は聞こえません。
 S木♂さんがコノハズクの鳴きまねの練習を始めたところ、A部♀さんが「オオコノハが鳴いている!」とのこと。耳を澄ますとかすかに聞こえます。毎度、A部♀さんの耳は凄い。S木♂さんもうなずきながら、声のする方向に録音機を向けています。ほっとする瞬間です。私自身、多くの方に招待されますが「鳴かなかったらどうしよう」という不安があるはず。ですから、鳥が鳴いてくれたときは皆さん、ほっとした笑顔をしてくれます。今日は、私がする番でした。
 PCM-D100で録音。オオコノハズクの音域のボリュームを少しアップ。実際は、もっとかすかに聞こえます。ヨタカとタゴガエルの声が、聞こえます。



 今年も木魚鳴きは健在、それも去年とほぼ同じところから聞こえてきます。飼育個体では、雄が巣箱の中から顔を出して鳴いていました。場所が固定されているということは、巣穴があるのでしょうか。星空の元、皆でオオコノハズク談義に花が咲きました。

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コメント

やっと出て来ましたか!
昨年の記事は4月下旬でしたから、今年は出ないのかと思っていましたが、ずいぶんと遅い出現ですね。
その時から木魚鳴きに興味をそそられて、実際に鳴き声を聞いてみたくなりました。
オオコノハズクの木魚鳴きは、どれくらいの期間、鳴くのでしょうか?

こちらは埼玉のほぼ中央部ですが、ネットで調べてみても情報は出ていないようです。
やはり栃木県北部まで遠征しないと無理そうですね。
県民の森は羽が落ちていたそうなので望み有りそうです。

私も体のパーツがあちこち衰えてきているので耳もしかり、その分を補えればと集音マイクの大きいのを考えていましたが、数週間前に直径50センチのTDK製パラボラを入手したので、この大きさなら低音域までも可能なのではないかと考え、パラボラ集音マイクを作り始めましたが、もう少しで完成の見込みです。

miyakowasure001様
 ご無沙汰いたしております。
 オオコノハズクのさえずりの期間は、まだよくわかっていません。飼育下では、1月に雛を孵したことがあるので、秋からさえずっていたと思います。また、黒瀧山の和尚さんは、秋も鳴くと言っていました。
 おそらく、繁殖地では渡来してからで、4月をメドに確認に出向いています。
 あと、パラボラは低音に弱いと聞いたことがあります。根拠はわかりませんが、私もツツドリなどの声が小さくしか録れないと思った経験があります。
 いずれにしても、いろいろ試してみてください。

まつ様、了解しました。
そうすると春と秋には鳴き声が聞こえる可能性が有るわけですね。

パラボラが低音に弱いというのは、確かに感じますね。
350Hzだと波長が約97センチほど、2Kzだと17センチほどと、使うパラボラの大きさにより、反射の効率が変わるので、大きければ大きいほど良いようです。
35センチと45センチは自作して使っていますが、漸く、50センチのが完成しました。
実際に低周波音を出して、実験してみたいと思っています。

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