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2015年5月17日 (日)

オオタカの巣立ち成功!・追記あり

 昨日は、この間一声だけ録音できたオオタカポイントへ。午前中早くは、雨模様でしたので、到着は午前11時となりました。
 この前、鳴き声が聞こえた茂みに向けて録音機を置いて鳴くのを待ちます。ふと気がつくと、ヤナギの木にオオタカの雄がとまっているのが見えました。録音機をそちらに向けて、待つことにしました。30分はじっととまっていたオオタカ、飛び立つ時も鳴いてくれません。その後、姿が見えなくなりしましたが、またもとのヤナギの木にとまるなど、昨日は姿をよく見せてくれました。しかし、鳴いてくれません。
 待つこと3時間30分。午後2時30分になって、今日はダメかと後片付けを始めると、この間の茂みから声が聞こえてきました。
 PCM-D100で録音、1,500Hz以下のノイズの軽減、ボリュームを少しアップ、ノイズリダクションをかけています。



 聞く限り、猛禽類の声です。オオタカの雄は、同じヤナギの木にとまったままで鳴いていません。ただ、キジバトにアタックするなど、妙に活動が活発になっています。
 この声は、午後2時40分から鳴き始めて3時15分まで鳴き続けました。なんと30分以上鳴いていたことになります。はじめは雌の声かと思いました。しかし、家に帰ってから、以前に明治神宮で録音したオオタカの幼鳥の声と比較したら一致いたしました。オオタカの幼鳥の声に間違いありません。
 幼鳥なのですから、餌をもらうために長く鳴いたわけです。どうも、ハシブトガラスと同じで巣の中ではあまり鳴かず、巣立つと親鳥と鳴き声でさかんにコミュニケーションをとるようです。そして、その声にうながされて雄の活動が活発になったのでしょう。幼鳥が「お腹が空いた」と鳴き続けていたと考えれば納得ができます。
 正直、こんな都会の真ん中の狭い緑地で、オオタカが巣立つとは思ってみませんでした。巣が見えないので確認のしようがなかったのですが、幼鳥の声から繁殖しているのは確実、さらに巣立ったと言えるでしょう。
 N藤さん、重ねてお礼申し上げます。また、オオタカの幼鳥の巣立ち、おめでとうございます。
追記
 東京のオオタカの動向を調べているM村さんから「5月中旬は抱卵期または巣内育雛期で巣立ちは早すぎる。雛は巣内でも鳴く」とのご指摘を受けました。考えてれば、鳴き続けた30分以上、声は移動していません。また以前、幼鳥を明治神宮で録音したときは、5,6分で移動して鳴いていたことを思い出しました。ということで、巣立ちはまだの可能性があります。誕生おめでとうということにしたいと思います。

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