20年ぶりの記録-オオムシクイ
本日、六義園で種となってからのオオムシクイに、はじめて出会うことができました。
六義園の1983年より1995年までの記録ではメボソムシクイ6例に対し、8例(当時はコメボソムシクイと記録)と多い傾向にありました。その記録の最後が1995年6月4日で、まさに20年前の本日ということになります。
面白いのはメボソムシクイが5月10日~17日に記録が集中しているのに対し、オオムシクイは5月25日~6月5日と遅い傾向にありました。より北へ渡って行くので、雪解けを待ってゆっくりと渡っていくのでしょう。
メボソムシクイは、その後も六義園で何回も声を聞き録音もしています。しかし、オオムシクイは1995年を最後に出会いがなくなってしまいました。今日は、私が録音をはじめて以来の六義園での出会いでもあります。
今日の六義園は不思議な日で、朝からウグイスが鳴いていました。そして、オオムシクイの出現です。しかし、風がゴウゴウと音を立てて吹いています。その上、草刈り作業が行われているという最悪のコンディションとなりました。そのため、根性での録音です。
PCM-D100で録音。4,000Hz以下のノイズをかなり軽減、ノイズリダクションを強くかけています。
「oomusikui150604_003.mp3」をダウンロード
よく聞くと、2羽が鳴いているようにも聞こえます。もし2羽ならば、初記録です。
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