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2015年7月

2015年7月28日 (火)

小島征彦写真展-スワロフスキー・ショールーム

 昨日、銀座にあるスワロフスキー・ショールームで行われている小島征彦さんの写真展に行ってきました。

Kojimaphoto150727

 相変わらずの暑い日、小島さんもたいへん熱く語る方でした。おかげで、あっという間に夕方となり、少しは涼しい銀座を帰ることができました。これだけたくさん野鳥写真を撮る方がいて機材も良くなった時代ですが、プロのカメラマンと素人の違いというのが、1枚の写真を見ただけでもわかることが実感できる写真展でした。展示枚数は、少ないけれど、中身の濃い写真展です。
 小島さんからは、プロとアマの違いやプロを目指す若いカメラマンの現状などを教えていただき、バードウォッチング業界の大きな部分を占める野鳥写真の世界を垣間見ることができました。
 どうぞ、銀座におこしの節はお立ち寄りいただければ幸いです。詳しくは、スワロフスキー・ショールーム店長のブログでご確認ください。
  http://blog.goo.ne.jp/uncle-tsukamoto

2015年7月27日 (月)

ハシブトガラス幼鳥の発声練習-六義園

 昨日、六義園でハシブトガラスの幼鳥が、セミ時雨の中で鳴き続けていました。巣立ったばかりの頃の幼鳥は、甘えたような「ウンガー」や「ガーア」と聞こえる声で鳴きます。しかし、これでは「お腹が空いた」という意味しか伝えることしかできないでしょう。仲間同士の合図をするためには、「カア」と鳴かなくてはなりません。そのため、この季節に、発声練習をするようです。
 PCM-D100で録音。ボリュームのアップ、セミの声の音域(6,000Hz以上)を大幅に音量を下げています。2,000Hz以下の低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。



 いろいろな声を出しては、調整しているようにも聞こえます。この練習は10分程度でしたが、以前20分以上、鳴き続けていたこともありました。暑い中、セミの声の騒音の中での練習は、ハシブトガラスがハシブトガラスとして生きていくための成長の過程なのかもしれません。
 いずれにしても、このシーズン限定のハシブトガラスの鳴き声です。

2015年7月26日 (日)

不明の猛禽類の声-日光

 おそらく猛禽類ので良いと思うのですが、姿が見えないので不明です。
 場所は、栃木県日光市の小倉山です。ハシブトガラスは幼鳥連れ、50mくらい離れた所で甘えた声を出していました。これに付きそう親鳥2羽が緊急発進して、森の中へ。そして聞こえて来たのが、この声です。
 PCM-D100で録音。猛禽類の音域のボリュームをアップしています。さらに、全体もアップ。2,000Hz以下の低音のノイズを軽減。ノイズリダクションをかけています。



 ハシブトガラスが警戒して追い立てていたので、猛禽類であることは間違いないでしょう。ここでは、かつてノスリが巣を作っていたことがあるので、ノスリの可能性がいちばん大きいです。ただ、この声は「ピーッ」と音程に変化がありません。ノスリだと「ピューィ」という感じにはじめの方で上がって、その後一定になる鳴き方をするので不明としました。ノスリでも幼鳥、さらに幼鳥の威嚇の可能性がありますが、比較するサンプルがないのが難点です。
 このほか、この周辺ではオオタカ、ハヤブサとの出会いもありますので、これらの警戒、幼鳥、さらに幼鳥の警戒の声となるといろいろな可能性があります。
 この声、ハシブトガラスに追い立てられて、だんだん遠くになり消えていきました。2羽のハシブトガラスが、意気揚々と戻って来たのは声が消えてからでした。

2015年7月21日 (火)

今日から夏休みということで「夏休み子ども科学電話相談」

 今日からNHKラジオの「夏休み子ども科学電話相談」の放送開始です。
 今年は、出演回数を減らしてもらいましたので、2回です。同じく鳥の中村忠昌さんが3回となりますので、よろしくお願いいたします。私の出演日は、7月30日と8月26日です。中村さんは7月23日、29日、8月25日となっています。どうぞ、野鳥についての質問をお寄せいただきますよう、お子様、お孫さんにお願いしてください。
 放送時間や他の先生方のスケジュールは、下記のサイトでご確認いただければ幸いです。
 http://www.nhk.or.jp/radiosp/kodomoq/
   また、去年の質問から本が出版されています。タイトルは『クイズでなるほど!ふしぎなんでも百科』です。本を読みながらラジオを聞く、これが夏休みの過ごし方です。

Nhk150721

 アマゾンのURLです。
http://www.amazon.co.jp/%EF%BC%AE%EF%BC%A8%EF%BC%AB%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E7%A7%91%E5%AD%A6%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%80%80%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%BB%E3%81%A9%EF%BC%81%E3%80%80%E3%81%B5%E3%81%97%E3%81%8E%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E7%99%BE%E7%A7%91-%EF%BC%AE%EF%BC%A8%EF%BC%AB%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%8C%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E7%A7%91%E5%AD%A6%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%80%8D%E5%88%B6%E4%BD%9C%E7%8F%AD/dp/4140113413/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1437479000&sr=1-1&keywords=%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E7%99%BE%E7%A7%91

2015年7月18日 (土)

戦場ヶ原の謎の声

 今回の日光での録音では、およそ30時間分の音源があります。こうなると、全部聞くわけにはいかず、声紋表示させて音のある部分だけチェックしたり、変わったパターンが出てくると、聞いてみるというやり方で必要な音を探します。
 これだけあると、やはり謎の声が収録されていました。YAMAHA W24でタイマー録音、目的の音域のボリュームアップ、2,500Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。それでも、音源が遠いため聞きづらいことを予めご了承ください。



 場所は戦場ヶ原です。湿原に隣接した明るい林の下に置いた録音機に入っていました。音が遠いので、草原のほうで鳴いていたのかもしれません。また、時刻は午前3時23分、まだ暗い時間です。オオジシギが鳴き始めるのが、この30分後の3時43分、早起きのアカハラが鳴き始めるのは40分後の午前4時2分で、アカハラが鳴きやんだ4時17分頃からわき上がるように他の小鳥たちが鳴き始めます。ですから、小鳥の鳴く時間としては1時間ほど早いことになります。
 謎の声は、短い連続音が2回、長めの声が1回続きます。カタカナで書けば短く「ピピピ」で、長めの方は声がだんだん強くなり尻上がりに鳴いています。音は、2,800~3,300Hzに渡ってあります。いかにも小鳥の声に聞こえますし、よくある小鳥の鳴き声の音域に該当します。また、たったこれだけで小鳥が鳴き始める時間には鳴いていませんでした。
 印象として、いちばん近いのはソウシチョウの地鳴きです。ソウシチョウの地鳴きには、濁った声と澄んだ短い声を連続して鳴く2つのパターンがありますが、後者に似ています。ただ、ソウシチョウが夜に鳴くのでしょうか。また、私の日光におけるソウシチョウの記録は、1992年1月1日に所野で2羽が鳴いていた以来ありません。20年以上前のことです。
 外来種のソウシチョウの侵入は困りますが、声の質がちょっとソウシチョウとは違うように聞こえ、やはり謎の声としました。ヒントなりいただければ幸いです。

2015年7月17日 (金)

フクロウ、雄の地鳴きか?

 話が前後してしまいますが、先日アップした「威嚇するフクロウの雌の声か」の次のネタです。現場ではこの声を聞いていたのですが、家に帰ってきたら20G以上あるデータに埋もれてしまい、見つけ出すのに苦労しました。
 ということで、雄の地鳴きらしい声です。日光の山中に、仕掛けた録音機に入っていました。YAMAHA W24で録音、フクロウの声の音域を増幅、300Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。また、今回は長いので、ステレオをモノラルに変換して600Mに納めています。



 録音開始時の午前3時から9分40秒にわたって、鳴き続けていました。ですので、もっと前から鳴いていたかもしれません。
 この声は、今まで聞いたことはありませんし、もちろん録音したのは初めてです。まずフクロウ系の声であることとは間違いないでしょう。フクロウの雌の声が入っていた場所ですので、フクロウでしょう。ちなみに、雌の声はこのあと1時間20分後に鳴いていました。
 フクロウ雄の地鳴きの記述、あるいは公表された音源を見つけることができませんでした。ですので、判断が難しいのですが、雄の地鳴きではないかと思います。あるいは、大きくなった雄の幼鳥の可能性もあるかもしれません。
 早春に聞かれるいわゆる”笑い鳴き”は、同じ系統の声ですが、1秒間に5、6回鳴き、間隔は0.2~0.3秒、さえずりの前後や中休みしたときに鳴きますので、求愛などの繁殖に関連した意味があると思っています。(→以前の記事「笑うフクロウ」参照)
 今回の声は、声と声の間が5~9秒ととても長い上に、声量は少なく控えめに鳴き、地鳴きの感じがします。「ここにいるよ」という合図の意味かなと思います。

2015年7月16日 (木)

今年もヤマシギ-戦場ヶ原

  去年、戦場ヶ原で仕掛けたタイマー録音にヤマシギの声が入っていて驚きました。
 先日の録音でも、ヤマシギのさえずりが入っていて、戦場ヶ原での繁殖期における生息は安定しているのかもしれません。
  YAMAHA W24でタイマー録音。声と声の間を詰めています。全体にボリュームを上げています。500Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。



  声がだんだん大きくなって、さらに小さくなることから、飛びながら鳴いていることがわかります。
 この録音は、去年仕掛けたところからは1km離れています。さらに、今年は200m離れたところに置いた録音機にそれぞれ違う時間に入っていました。これが、別のヤマシギだとすると、複数羽が戦場ヶ原で生息している可能性があります。
 オオジシギだと思って写真を撮っている人はいなかと「戦場ヶ原 オオジシギ」で画像検索をしましたが、さすがおりませんでした。

2015年7月15日 (水)

威嚇するフクロウの雌の声か

 暑いので、先日の日光取材の音源整理をしてます。
 7月12、13日と、日光の山中に置いた録音機にフクロウ雌の声が入っていました。それも怒っている、あるいは威嚇しているように聞こえます。
 YAMAHA W24で午前3~6時設定のタイマー録音。ボリュームの増幅、1,000Hz以下のノイズの軽減、300Hz以下のノイズカット、ノイズリダクションをかけています。



 いかにも怒っているような声です。よく聞くと、鳴き声の前と間に「パッチ」という音が入っています。どうも、威嚇するときのくちばしを打ち鳴らす音のようです。飼育下のオオコノハズクでは聞いたことがあります。しかし、フクロウでは聞いたことがなく、また同じような行動をするのかも知りませんので推測です。
 この音は、7月12日の午前4時23分頃に録音されていました。2日続けて置き放しにしておきましたので、13日もチェックをしたところ午前4時25分にもフクロウの雌の声が入っていました。時計を持っていない野生動物にしてみれば、同じ時刻です。ただし、こちらは「パッチ」という音はなく、声から怒りの印象はありませんでした。
 まだ、暗い森のなかでフクロウの雌は、毎日同じ時刻になぜ鳴くのでしょう。また、何に対して威嚇してたのでしょうか。いろいろ想像をするのは楽しいですね。
 

2015年7月14日 (火)

ヨタカの前奏

 野鳥録音的には、そろそろ季節も終わり。毎年、焦ってくる頃です。今年は、天候に泣かされましたので、なおさらです。ということで、週末から今日まで、日光とその周辺で録音を楽しみました。
 土曜日の夜は、もうコノハズクもオオコノハズク鳴かないだろうということで、ヨタカポイントへ。阿部♀さんに義弟ともどもお世話になりました。きれいな夕焼けのなか、アカハラの声が響き始める頃、ヨタカが鳴き始めました。木が切られた山の斜面から聞こえて来ます。少なくとも2羽鳴き合っています。それに加え、別のところで飛んでいるものがいるので、少なくとも4羽。声が木霊しているので、数の判断が難しいのですが、もしかしたら3羽が鳴いていました。伐採された面積は、せいぜい100m×200mです。そこに3番いるのでしたら、かなり高密度です。それだけに、良く鳴いてくれるのでしょうか。
 1度は、とても近くまでやって来て鳴いてくれました。OLYMPUS LS-14で録音。ボリュームは全体に下げています。1,000Hz以下のノイズの軽減、300Hz以下のノイズのカット、ノイズリダクションをかけています。



 前奏の「ポア、ポア」が聞こえると思います。「キョキョキョ」はとても声量が大きく、近くで鳴かれると耳が痛いほどでした。しかし、「ポア」は声量が低いで、近くでないと聞こえない声です。この前奏は、いつもやるとは限りませんので、録れると嬉しい音です。

2015年7月10日 (金)

タヌキの鳴き声か-六義園

 今日は日が沈むと六義園からヒグラシの声が聞こえてきました。初認です。
 ところで、このヒグラシの前に六義園から聞いたことのない声が聞こえて来ました。時間は午後5時、閉園と同時に鳴き始め30分以上鳴き続けていました。録音は途中で気がついて、10分ほど記録することができました。遠いことと風が強く葉ずれの音が大きい中での録音ですので、コンディションはよくありません。
 PCM-D100で録音。1,000Hz以下のノイズの軽減、該当音域のボリュームのアップ、ノイズリダクションをかけています。



 最初は、イヌが鳴いているだと思って録音しませんでした。しかし、六義園のなかにイヌがいたことは、私の経験では30年間で1回だけ。2頭が鳴き合っているようにも聞こえます。そして、改めて録音を聞くと音質がイヌとは思えません。
 可能性としては、タヌキを疑っています。You Tubeに上がっているタヌキの甘える声に似ていますが、悲しそうにも聞こえます。先日、記事にしたように六義園のなかでタヌキを見ていますから可能性は高いと思いますが、いかがでしょう。

2015年7月 8日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録ー8月は北海道の野鳥たち

 本日は、文化放送にて「朝の小鳥」のスタジオ収録でした。今日からディレクターが交代、ちょっと不安がありましたが、さすがプロです。まったく問題なく進行し時間どおりに終了いたしました。8月は日曜日が5回あり、いつもより1本多い収録となりましたが、いつもより早いくらいの進行でした。
   8月は、北海道の野鳥たちです。サロベツ、霧多布、天売島で取材した中から、とっておきの美声の鳥たちをピックアップして構成してみました。霧多布のセンダイムシクイとサロベツのキビタキは、現地で最初に聞いたときは名前が頭に浮かびませんでした。本州のものとは、節や音色に違いがあったからです。所変わればさえずりが変わる例だと思います。
 暑い季節に涼しい北海道の野鳥たちの声を聞いてください。
 なお、8月の放送内容は下記の通りです。
 8月2日 エゾセンニュウ
   9日 センダイムシクイ
   16日 シマアオジ
   23日 キビタキ
     30日 ノゴマ

2015年7月 6日 (月)

カッコウの雌の鳴き声

 夏至を過ぎると小鳥たちのさえずりが、いっきに少なくなっていくのを実感します。今まで、あれだけにぎやかに鳴いていたのにどこに行ってしまったのかと思うほどです。しかし、カッコウはこの季節でもよく鳴いています。
 ところで、カッコウの雄は「カッコー」とさえずり、雌は「ピピピ・・・」と鳴き、雄の地鳴きも同じと言われています。この記述は『山階図鑑』(1934年・梓書房)までさかのぼれましたが、精査をしていないのでこれ以外にもあるかもしれません。なお、『清棲図鑑』もこれを踏襲しています。そのため、カッコウの声を解説では雌雄の違いと雄の地鳴きとして「ピピピ・・・」が、記述されています。
  ただ、カッコウの雌雄を野外で識別したことはありません。「カッコー」と鳴く姿は見たことがありますが、2秒たらずしかない「ピピピ・・・」と鳴いている姿も見たことはありません。いずれにしても、雌の声だと確認するにいたっていません。カッコウは、飼育するのも難しそうですし、さらに雌雄一揃え飼育することはさらに難しいことでしょう。ですから、飼育下の記録もあるとは思えず、どうやって確認したら良いのか長年の懸案です。
 先日の日光戦場ヶ原でのタイマー録音では、カッコウのさえずりが良く入っていました。そのなかには、「カッコー」と「ピピピ」がかぶっている状況が数回、記録されていました。「カッコー」と鳴いているところに「ピピピ」が重なって鳴き、「カカカコウ、カカカコウ」となるパターンです。YAMAHA W24で録音。ボリュームの増幅、600Hz以下のノイズの軽減、「カッコー」の音域のボリュームのアップ、アオジの地鳴きのカット、ノイズリダクションをかけています。



 最初のほうが、重なっている部分です。これを聞く限り、「カッコー」と鳴く雄と「ピピピ」と鳴くものは、別個体であることがわかります。雄同士で片一方が地鳴きをしたのならば、その後「カッコー」と鳴き合う可能性が高いと思いますが、1羽だけの「カッコー」の連続になっています。そのため、「ピピピ」は雌である可能性が高いと思いますがいかがでしょうか。
 印象としては、「カッコー」と雄が鳴いているそばで雌が「ピピピ」と鳴き、雄が興奮しているように聞こえます。これを数10分の間を開けて何回も繰り返しているので、雌雄の結び付きを強くするためのデュエット的な要素があるのかもしれませんね。

2015年7月 5日 (日)

デジスコ通信に投稿-野鳥の模様について考える

    野鳥の模様について考えてみました。もちろん、きれいな模様はバードウォッチャーや野鳥カメラマンのために存在しているのではありません。加えて、美しい声も録音のためではないのはわかっているのですが、ときどき忘れるので自戒を含めての投稿です。
 下記のURLで読めます。
 http://www.digisco.com/mm/dt_87/toku1.htm

2015年7月 4日 (土)

タヌキがいた-六義園

 六義園では以前からタヌキのウワサがありました。15年ほど前にカラスの調査で来訪されたK沢さんが「タヌキの臭い」がすると言ったのが最初です。その後、疥癬を患ったものが保護されたりしていました。
 先日、カミさんの誕生日ということで六義園に面したビルの2階にあるイタリア料理店に行ったところ、マスターが「夕方になるとタヌキが2頭、窓の下に来る」と教えてくれました。残念ながら、その日は来ませんでしたが、六義園にタヌキがいることは間違いありません。
 そして本日、園内を堂々と歩くタヌキに遭遇しました。
Raccoondog150704

 最初、姿が見えたのは15mほど離れた藪でした。このときはネコかと思いました。そして、写真を撮ったときの距離は20mしか離れていないでしょう。こちらは、3人で「タヌキだ!」と騒いでいるのに、カメラ目線をくれるほどの無警戒ぶりです。以前、日光で見たものよりかなり小さく見えますので、若い個体でしょう。
 それにしても、都心にタヌキがいるのが、普通になってしまったようです。 

2015年7月 3日 (金)

マーキング用テープ

 上田恵介先生がシンポジュウムで「カケスの仲間には貯食した場所を2,000ヶ所覚えているものがいる」(種類も数字も記憶です。間違っていたらごめんなさい)とおっしゃっていました。ところが、先日の日光のようにタイマー設定した録音機を5ヶ所も置くと、どこに置いたのか見つけるのにいつも苦労をします。私の記憶力は、とうていカケスに及びません。
 基本、人やケモノに見つからないように隠していることもあります。その上、特徴のある岩の近くとか、花の咲いているそばとか、何か目印を記憶しているのですが、翌日に行くと同じような岩があったり、花がたくさん咲いていたりして、結局探すのがたいへんなことがままあります。
 そのため、近くに何か目印を付けることで、少しでも早く見つけられないか考えました。先日、日光のコメリでマーキング用のテープを見つけました。よく登山道の枝にまかれているビニール製のテープです。晴れているときは蛍光ピンクが不自然なのですが、霧にまかれたときはとても頼りになります。3cm幅で50mあり、418円(税込み)でした。
Tape1507031

 このテープは、目立つのであまり目の付くところに付けるのも気が引けます。そのため、見つけられるけれど目に付かない所、たとえば木の下の枝に付けるとかする工夫が必要だと思いました。あと、必ず回収することを忘れないようにします。夕方に付けて翌朝には回収するので12時間程度の設置です。それも人通りの少ない時間帯ですので、不愉快に思う人はまずいないと思います。

Tape1507032

 おかげで先日の戦場ヶ原での設置は、すぐに見つけることができました。ただし、これからこのテープがあるからと言って、そのまわりに録音機が仕掛けてあるか探さないでくださいね。

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