威嚇するフクロウの雌の声か
暑いので、先日の日光取材の音源整理をしてます。
7月12、13日と、日光の山中に置いた録音機にフクロウ雌の声が入っていました。それも怒っている、あるいは威嚇しているように聞こえます。
YAMAHA W24で午前3~6時設定のタイマー録音。ボリュームの増幅、1,000Hz以下のノイズの軽減、300Hz以下のノイズカット、ノイズリダクションをかけています。
「uralowl150712_0300.mp3」をダウンロード
いかにも怒っているような声です。よく聞くと、鳴き声の前と間に「パッチ」という音が入っています。どうも、威嚇するときのくちばしを打ち鳴らす音のようです。飼育下のオオコノハズクでは聞いたことがあります。しかし、フクロウでは聞いたことがなく、また同じような行動をするのかも知りませんので推測です。
この音は、7月12日の午前4時23分頃に録音されていました。2日続けて置き放しにしておきましたので、13日もチェックをしたところ午前4時25分にもフクロウの雌の声が入っていました。時計を持っていない野生動物にしてみれば、同じ時刻です。ただし、こちらは「パッチ」という音はなく、声から怒りの印象はありませんでした。
まだ、暗い森のなかでフクロウの雌は、毎日同じ時刻になぜ鳴くのでしょう。また、何に対して威嚇してたのでしょうか。いろいろ想像をするのは楽しいですね。
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